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アロスエルゴン~疫学と科学的評価を日常診療に昇華するアレルギー総合情報~<Vol.3No.1(2023)> 咳の診断

新実 彰男, 原 丈介, 尾長谷 靖, 宮下 修行, 松本 久子, 金光 禎寛  著

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発行年月 2023年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 128p
大きさ 255×180mm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/内科学/全身性・一般的疾患
ISBN 9784910396347
商品コード 1036010744
NDC分類 493.14
基本件名 アレルギー-雑誌
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036010744

著者紹介

新実 彰男(著者):名古屋市立大学医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学分野 教授
原 丈介(著者):金沢大学大学院医薬保険学総合研究科特任准教授
尾長谷 靖(著者):長崎大学大学院医歯薬学総合研究科呼吸器内科学准教授
宮下 修行(著者):関西医科大学内科学第一講座呼吸器感染症・アレルギー科教授
松本 久子(著者):近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科学教室主任教授
金光 禎寛(著者):名古屋市立大学医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学分野 助教

内容

・ 咳の鑑別診断には,持続期間や痰の有無を基本に各疾患に特徴的な病歴を熟知することが重要である。
・ 3 週以内の急性咳嗽では急性上気道炎や感染後咳嗽が多く,3 〜8 週の遷延性咳嗽では感染後咳嗽が最多とする報告とそうでないものとがある。
・ 慢性咳嗽(8 週以上)では,本邦では咳喘息,胃食道逆流症(GERD),副鼻腔気管支症候群(SBS)などが主な原因となる。SBS とCOPD(喫煙による慢性気管支炎)は湿性咳嗽,その他の原因では乾性咳嗽を呈することが多く,鑑別のポイントとなる。但し例外も少なくない。
・ 病歴を中心に,可能な範囲で行う検査所見と合わせて治療前診断(疑い診断=目星)をつける。治療前診断に特異的な治療の有効性により確定診断(治療後診断)する。
・ 中枢性鎮咳薬(従来のいわゆる咳止め)は無効例が少なくないこと,生体防御としての咳を抑制し特に高齢者では誤嚥のリスクを増すこと,仮に有効でも各疾患の病態に効いているわけでなく診断をマスクしてしまうことから,原則として使用は控える。

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