ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

向日葵を手折る(実業之日本社文庫 あ29-1)

彩坂 美月  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \990(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 510p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784408558097
商品コード 1036021552
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2023/08/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036021552

著者紹介

彩坂 美月(著者):山形県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。『未成年儀式』で富士見ヤングミステリー大賞に準入選し、2009年にデビュー(文庫化にあたり『少女は夏に閉ざされる』に改題)。他の著作に『ひぐらしふる』『夏の王国で目覚めない』『僕らの世界が終わる頃』『サクラオト』『思い出リバイバル』などがある。本作『向日葵を手折る』が第74回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

内容

消えた向日葵、連続する不穏な事件――
多感な少女の感情を繊細に描く、慟哭必至の傑作青春ミステリ

父親が亡くなり、山形の集落に引っ越した小6の高橋みのり。初めての夏、「向日葵流し」のために育てられていた向日葵の花が、何者かによってすべて切り落とされる事件が起きる。みのりの周囲ではさらに不穏な事件が続き――。彼女の4年間の成長と事件の行方を瑞々しい筆致で描く、感動の長編青春ミステリ。
第74回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門ノミネート作品。

「これほど自然の中に多感な思いがこめられた小説も珍しいのではないか。自然描写をしなくなった(いや出来なくなったといったほうがいい)作家が多いなかで、彩坂美月は、丁寧に一人の少女の内面と、過ぎていく季節の流れを追っていき、嫋々たる余韻を残す」
――池上冬樹氏の解説より抜粋

カート

カートに商品は入っていません。