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戦略的ヘッジングと安全保障の追求~2010年代以降のトルコ外交~
今井宏平
著
発行年月 |
2023年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,195p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784842055855 |
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商品コード |
1036031250 |
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NDC分類 |
319.274 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年08月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036031250 |
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著者紹介
今井宏平(著者):独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所研究員、現在はアンカラで海外派遣員として中東工科大学で研究中。
1981年長野県生まれ。
トルコ中東工科大学国際関係学部(Ph.D. International Relations)
中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程(政治学・博士)
専門は、現代トルコ外交・国際関係論。
主著は『中東秩序をめぐる現代トルコ外交』(ミネルヴァ書房、2015年)、『トルコ現代史』(中央公論新社、2017年)、The Possibility and Limit of Liberal Middle Power Policies: Turkish Foreign Policy toward the Middle East during the AKP Period (2005–2011)(ROWMAN & LITTLEFIELD,2017)など。編著に『クルド問題』(岩波書店、2022年)、『教養としての中東政治』(ミネルヴァ書房、2022年)がある。
内容
◆地理的に多くの隣国に囲まれたトルコの外交は常にアクティヴである◆
日本とは異なり、大国や不安定国家を含む多くの国と接しているトルコの外交は、指針はあるものの、全方位的で比重の置き方が変わりやすく、掴みづらい。しかし、それは複数地域の結節点であり、自身の地政学的特徴の長所と短所を知り尽くしたトルコの政策決定者たちによる、地域および国際社会で生き抜くための極めて現実的な外交の実践である。