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日本型開発協力~途上国支援はなぜ必要なのか~(ちくま新書 1733)

松本 勝男  著

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価格 \1,078(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 312p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/国際経済
ISBN 9784480075611
商品コード 1036137606
NDC分類 333.8
基本件名 経済協力
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年07月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2023/07/01、日本経済新聞 2023/07/15
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036137606

著者紹介

松本 勝男(著者):松本 勝男(まつもと・かつお):1966年、茨城県生まれ。一橋大学法学部卒、米国コロンビア大学院修士(国際学)、東京大学大学院工学系研究科博士(学術)。国際協力機構(JICA)にて、東南アジア地域や南アジア地域等の開発援助業務に従事。現在は同機構インフラ技術業務部長。2012年から駐在を含め通算10年ほどインド業務に携わる。本業のかたわら、タイやベトナム等計6か国で障害者の就労支援活動を展開。一橋大学大学院や東京外国語大学の客員教授などをつとめる。著書に、『インドビジネス ラストワンマイル戦略――SDGs実現は農村から』(日本経済新聞出版社)がある。

内容

緊迫する国際情勢において途上国支援の役割とは何か。欧米とも中国とも異なる日本独自の貢献のかたちを紹介しつつ、めざすべき開発協力のあり方を提示する。日本の途上国支援は、現地との意思疎通を重んじるアプローチや効果的な協力モデルにより、世界的に高く評価されてきた。だが、近年では平和構築や気候変動といった国際課題を意識したものなど国際協力のあり方自体も多様化しており、とりわけ緊迫する国際情勢のなかで安全保障にも配慮した支援が求められている。はたして欧米や中国の手法とは異なる開発協力の姿とはいかなるものか。そもそもなぜ途上国支援は重要なのか。本書では、その現状を幅広く紹介しつつ、これからの日本がめざすべき持続可能な支援のあり方を提示する。

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