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所有とは何か~ヒト・社会・資本主義の根源~(中公選書 138)

岸政彦, 梶谷懐  著

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価格 \2,310(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 12p,357p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784121101396
商品コード 1036162122
NDC分類 311
基本件名 所有権
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年07月3週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2023/09/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036162122

著者紹介

岸政彦(著者):岸政彦 1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。社会学者・作家。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。著書に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、紀伊國屋じんぶん大賞2016)、『ビニール傘』(新潮社)、『はじめての沖縄』(新曜社)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房)、『リリアン』(新潮社、第38回織田作之助賞)など。編著書に『東京の生活史』(筑摩書房、紀伊國屋じんぶん大賞2022・第76回毎日出版文化賞)、『生活史論集』(ナカニシヤ出版)、『沖縄の生活史』(みすず書房)。共著に『質的社会調査の方法』(有斐閣)、『地元を生きる』(ナカニシヤ出版)など。
梶谷懐(著者):梶谷懐 1970年生まれ。神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国経済。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学)。博士課程在籍中に中国人民大学に留学(財政金融学院)。神戸学院大学経済学部准教授などを経て、現職。著書に『「壁と卵」の現代中国論』(人文書院)、『現代中国の財政金融システム』(名古屋大学出版会、第29回大平正芳記念賞)、『日本と中国、「脱近代」の誘惑』(太田出版)、『日本と中国経済』(ちくま新書)、『中国経済講義』(中公新書)。共著に『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書)など。

内容

本やスマホ、土地や家屋、雇用や資産。自分のモノとして持っていることが「所有」であり、衣食住や商品取引、資本主義の原点である。こんにちシェアやサブスクがあるのに、ヒトは所有せずにいられない。他方でヒトの生存を守る所有権が、富の偏在を生む元凶となっている。なぜだろうか? 経済学や社会学、人類学の第一線の研究者6人が、所有(権)の謎をひもとき、人間の本性や社会の成立過程、資本主義の矛盾を根底から捉えなおす。

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