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上昇~アメリカは再び<団結>できるのか~

シェイリン・ロムニー・ギャレット, ロバート・D・パットナム  著

柴内 康文  翻訳
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価格 \4,950(税込)         

発行年月 2023年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 461p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784422360140
商品コード 1036210660
NDC分類 302.53
基本件名 アメリカ合衆国
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年09月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2023/09/16、日本経済新聞 2023/09/23、毎日新聞 2023/12/23、日本経済新聞 2024/03/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036210660

著者紹介

シェイリン・ロムニー・ギャレット(著者):シェイリン・ロムニー・ギャレット(Shaylyn Romney Garrett)
作家、社会起業家。ハーバード大学卒(行政学専攻)。ロバート・D・パットナムとデヴィッド・E・キャンベルの共著書『アメリカの恩寵』(柏書房、2019年)への寄稿をはじめ、多くのメディアで精力的に執筆、講演を行なうとともに、さまざまな企業、組織へのコンサルティングを手掛けている。社会起業家としてはアスペン研究所の主宰する「Weave, The Social Fabric Project」の創設に貢献し、シチズン・ユニバーシティやブレイバー・エンジェルズなどのNPO団体でも活動している。
ロバート・D・パットナム(著者):ロバート・D・パットナム(Robert D. Putnam)
1941年米国ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1970年にイェール大学で学位取得。ミシガン大学を経て、現在ハーバード大学名誉教授。この間ハーバード大学ケネディ行政大学院長、米国政治学会会長等を歴任、またヨハン・スクデ政治学賞や米国人文科学メダルを受賞した。既刊の邦訳書として『哲学する民主主義』(NTT出版、2001年)、『孤独なボウリング――米国コミュニティの崩壊と再生』(柏書房、2006年)、『流動化する民主主義』(ミネルヴァ書房、2013年、編著)、『われらの子ども――米国における機会格差の拡大』(創元社、2017年)、『アメリカの恩寵――宗教は社会をいかに分かち、結びつけるのか』(柏書房、2019年、共著)がある。
柴内 康文(翻訳):柴内康文(しばない・やすふみ)
1970年千葉市生まれ。1994年東京大学文学部卒、1999年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得。同志社大学社会学部准教授を経て、現在東京経済大学教授。専門はメディア論、コミュニケーション論。著書に『ソフト・パワーのメディア文化政策』(新曜社、2012年、共編著)、『日本とアジアの民主主義を測る――アジアンバロメータ調査と日本の21世紀』(勁草書房、2021年、共著)、翻訳書に『孤独なボウリング――米国コミュニティの崩壊と再生』(柏書房、2006年)、『われらの子ども――米国における機会格差の拡大』(創元社、2017年)、『アメリカの恩寵――宗教は社会をいかに分かち、結びつけるのか』(柏書房、2019年)などがある。

内容

緻密な統計分析と幅広い領域を見渡すダイナミックな論理展開で、現代アメリカにおける格差拡大の背景と社会関係資本〈ソーシャルキャピタル〉の重要性を論じてきたR・D・パットナム。

『孤独なボウリング』『われらの子ども』などのベストセラーに次ぐ本書では、気鋭の作家S・R・ギャレットの協力のもと、アメリカの過去100年における「われわれ(We)」性の上昇と下降が描く逆U字曲線に着目する。

19世紀末には極端な個人主義だったアメリカ社会が、約半世紀をかけて徐々に差別と格差を縮小させ、利他性とコミュニティ志向を強めたのち、1960年代をピークに再び下降して現在の排他的な差別・格差社会に至るまでの大きな流れを、政治・経済・社会・文化・人種・ジェンダーなどさまざまな角度から検証。危機的状況にある現在のアメリカが再び〈上昇〉するためのヒントを探る。

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