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書評掲載

神遊~春田のりこ句集~(はるもにあ叢書 6)

春田のりこ  著

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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 164p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784781415451
商品コード 1036210736
NDC分類 911.368
書評掲載誌 毎日新聞 2023/09/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036210736

著者紹介

春田のりこ(著者):本名・紀子

1949年 大阪市生まれ
1998年 「 海つくば支部句会」で満田春日さんの指導を受ける。「海」入会
2001年 「海」退会
2003年 「ゆう」入会
2005年 「ゆう」終刊
2006年 「はるもにあ」創刊より参加
2009年~2020年 「はるもにあ」編集人

俳人協会会員

内容

◆第一句集

鴨の背を雨滴転がる遅日かな

私はのりこさんの俳句に、
あるときは華やかさとつつましさとの、
またあるときはひたむきさと悠長さとのマリアージュを見る。

(帯より・満田春日)

◆自選十五句
曲がりたくなれば曲がりて春日傘
よく眠る母を見てをり梅雨の月
向き合ひて額涼しき人であり
紙コップくしゆつとつぶし冬木の芽
傘さして人あひ似たる栗の花
コンビニのうすき本棚桜の実
ざぶざぶと雨踏んでゆく桐の花
自販機のごとりごとりと熱帯夜
秋の芽や白衣のままにくつろいで
熱の手に本の重たき裕明忌
蔦の葉に蔦のかたちの春の雪
夏めくや髪にとぶ種つけしまま
牽牛花手に吸ひついて破れけり
ベビーカーへ小さく手打熊手市
冬の海光の板となつてゐる

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