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書評掲載

不実在探偵の推理

井上 悠宇  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 274p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065314548
商品コード 1036294216
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2023/07/15
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036294216

著者紹介

井上 悠宇(著者):2011年「思春期サイコパス」でスニーカー大賞優秀賞を受賞し、翌年『煌帝のバトルスローネ!』でデビュー。著書に「城下町は今日も魔法事件であふれている」シリーズ、『きみの分解パラドックス』『さよならのための七日間』『やさしい魔女の救い方』「誰も死なないミステリーを君に」シリーズがある。

内容

「彼女は実在してる。存在が不確かなだけで、ずっと僕の傍にいるんだ」
大学生の菊理現(くくり・うつつ)が思い出のダイスに触れた途端、長い黒髪に白いワンピースの美しい女性が見えるようになった。
現にしか見えない彼女はしかし、ずば抜けた推理力を持つ名探偵。
藍の花を握りしめて死んだ女性、宗教施設で血を流す大きな眼球のオブジェ。
二人に降りかかるすべての謎は解けている。
あとは、言葉を持たない「不実在探偵の推理」を推理するだけ。
水平思考を巡らせて、「はい」か「いいえ」の答えで真実にたどり着け。


★絶賛の声、続々!★
こんな手があったか!水平思考ゲームとミステリを融合させる見事な魔法。
――我孫子武丸

謎解きはついに超シンプルかつ至高の領域へ達する!イエスorノー?
――今村昌弘

この設定を「探偵」の形式(フォーマット)に落とし込むなんて……どうかしてます(誉め言葉)
――井上真偽

とうとう名探偵が消えた。確かに名探偵は推理さえできれば、どんな形でもOK。しかしここまでやるとは。
――似鳥鶏

謎を解く思考回路を体験する、これは参加したくなるミステリーだ。
――友野詳

水平思考×名探偵、もうこの設定だけで勝ちです。
――織守きょうや

不可思議なのに論理的。AIとの対話を彷彿とさせる、現代ミステリの最先端!
――秋口ぎぐる

名探偵の可能性をどこまで広げられるか、という問いの一つの答えである。不実在であるからこそ、この名探偵は遍在する。
――斜線堂有紀

不実在でありながら圧倒的な存在感を放つ探偵に、あなたはきっと魅了される。
――五十嵐律人


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