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「助けて」が言えない<子ども編>
松本 俊彦
編
発行年月 |
2023年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
285p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/心理学史・心理学理論 |
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ISBN |
9784535564244 |
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商品コード |
1036298892 |
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NDC分類 |
146 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2023年08月3週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2023/08/27 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036298892 |
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著者紹介
松本 俊彦(編者):松本 俊彦 (まつもと としひこ) 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部
内容
『「助けて」が言えない――SOSを出さない人に支援者は何ができるか』待望の続編
ヤングケアラー、貧困、虐待・ネグレクト、性暴力、いじめ、セクシュアルマイノリティ……現代の社会には、さまざまな逆境の中を生きている子どもたちが数多く存在しています。そうした子どもたちにとって、周囲に向かってみずからSOSを発し、助けを求めることは、とても難しいのが現実です。
それは、小さな「助けて」のサインを受け止めてもらえた、「助けて」と言ったら助けてもらえた経験を、子どもたちがもてていないからに他なりません。
大人にとって大切なのは、子どもたちが安心してSOSを出せるような環境を整え、不登校、自傷、オーバードーズ、ゲーム依存などの行為を「厄介な問題行動」と見なすのではなく、子どもなりのSOSのサインとして受け取ることです。
本書は全体を大きく二つのパートに分け、前半に、そうしたかかわりを目指す大人たちへのメッセージ、後半に、子どもたち自身へのメッセージを掲載しました。子どもにかかわるすべての人に、ぜひお読みいただきたい1冊です。