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										丸善のおすすめ度 
									 
								 
								
								
								
								古代中国説話と真相(筑摩選書 0259)
								
								
									
									
										
										
											
											
												落合 淳思
											
										 著
									
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
											
発行年月 | 2023年07月 | 
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言語 | 日本語 | 
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媒体 | 冊子 | 
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ページ数/巻数 | 350p | 
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大きさ | 19cm | 
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ジャンル | 和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 | 
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ISBN | 9784480017789 | 
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商品コード | 1036298961 | 
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NDC分類 | 222.03 | 
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本の性格 | 学生用 | 
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新刊案内掲載月 | 2023年08月3週 | 
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書評掲載誌 | 東京・中日新聞 2023/08/27、毎日新聞 2023/10/07 | 
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| 商品URL 
   | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036298961 | 
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                                    著者紹介
                                    落合 淳思(著者):落合 淳思(おちあい・あつし):1974年愛知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。主な著書に『殷代史研究』『甲骨文字辞典』(以上、朋友書店)、『漢字字形史字典【教育漢字対応版】』『漢字の音――中国から日本、古代から現代へ』(以上、東方書店)、『殷――中国史最古の王朝』『漢字の字形――甲骨文字から篆書、楷書へ』(以上、中公新書)、『漢字の構造――古代中国の社会と文化』(中公選書)、『甲骨文字の読み方』『古代中国の虚像と実像』(以上、講談社現代新書)、『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)、『甲骨文字小字典』『漢字の成り立ち――『説文解字』から最先端の研究まで』(以上、筑摩選書)などがある。ほか論文多数。
                                 
								内容
								酒池肉林、臥薪嘗胆……よく知られる説話を実証的に検証し、当時の社会体制を詳らかにする。古代中国史を批判的に見つつも、よき「戦国時代案内」でもある一冊。
 
 殷の紂王の《酒池肉林》、呉王夫差と越王句践の《臥薪嘗胆》、秦の始皇帝の《焚書坑儒》……、『史記』にも記され、広く知られる古代中国の説話は真実か? もちろん、これらは後世の創作である。本書では、信頼できる資料に拠って、これらの虚構を検証すると共に、貴族制が専制君主制に移行した春秋・戦国時代の社会制度、勢力バランス、法治システムを浮彫りにする。初期の王朝から貴族の台頭、そして中国統一へ、説話を検証し、中国古代史をいきいきと再構築してみせる意欲作!