ホーム > 商品詳細
書評掲載
丸善のおすすめ度

差別と資本主義~レイシズム・キャンセルカルチャー・ジェンダー不平等~

トマ・ピケティ, ロール・ミュラ, セシル・アルデュイ, リュディヴィーヌ・バンティニ  著

尾上 修悟, 伊東 未来, 眞下 弘子, 北垣 徹  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,970(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 210p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784750356037
商品コード 1036325712
NDC分類 316.8
基本件名 人種差別
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年07月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2024/09/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036325712

著者紹介

トマ・ピケティ(著者):フランス国立社会科学高等研究院の研究所長、パリ経済学校の教授、ならびにグローバル不平等研究所の共同主宰者。とくにLe capital au XXIe siècle (2013)(山形浩生・守岡桜・森本正史訳『21世紀の資本』みすず書房、2014年)、Capital et Idéologie (2019)、Une brève histoire de l’égalité (2021)の著者として知られる。
ロール・ミュラ(著者):カリフォルニア大学ロサンゼルス校ヨーロッパ言語・越境文化学科教授。著書に、La Maison du docteur Blanche. Histoire d'un asile et de ses pensionnaires, de Nerval à Maupassant (Lattès, 2001)(ゴンクール伝記賞およびアカデミー・フランセーズ批評家賞受賞。吉田春美訳『ブランシュ先生の精神病院――埋もれていた19世紀の「狂気」の逸話』原書房、2003年)、Passage de l'Odéon. Sylvia Beach, Adrienne Monnier et la vie littéraire de l'entre-deux guerres à Paris (Fayard, 2003)、La Loi du genre. Une histoire culturelle du « troisième sexe » (Fayard, 2006)、L'Homme qui se prenait pour Napoléon. Pour une histoire politique de la …
セシル・アルデュイ(著者):スタンフォード大学(米国)フランス文学・文明学の教授、パリ政治学院政治学研究センターCEVIPOFの准研究員。政治言説分析の専門家としてこれまでにスイユ出版社からCe qu'ils disent vraiment. Les politiques pris aux mots (2017)、Marine Le Pen prise aux mots. Décryptage du nouveau discours frontiste (2015)を刊行、2015 年Panorama des Idées誌「社会を考える」部門文学賞を受賞。政治ジャーナリストとしてLe Monde, AOC, Le Nouveau Magazine littéraire, L'Obs, The Atlantic, The Nation, The Boston Review, politico, CNNに定期的に記事を寄稿する他、極右に関する学術論文を多数執筆。
リュディヴィーヌ・バンティニ(著者):歴史家、教員・研究者、ルーアン大学GRHisラボメンバー。社会参加、社会運動・反乱・革命の歴史を研究。この主題で数々の著作があり、とくにLa France à l’heure du monde (Seuil, 2017)、1968. De grands soirs en petits matins (Seuil, 2018), Révolution (Anamosa, 2019)、« La plus belle avenue du monde ». Une histoire sociale et politique des Champs-Élysées (La Découverte, 2020)、La Commune au présent. Une correspondance par-delà le temps (La Découverte, 2021) およびユゴー・パレータとの共著Face à la menace fasciste (Textuel, 2021)が知られる。
尾上 修悟(翻訳):西南学院大学名誉教授。京都大学博士(経済学)。主な著書に『「社会分裂」に向かうフランス――政権交代と階層対立』(2018年)、『「黄色いベスト」と底辺からの社会運動――フランス庶民の怒りはどこに向かっているのか』(2019年)、『コロナ危機と欧州・フランス――医療制度・不平等体制・税制の改革へ向けて』(2022年)など、主な訳書にトマ・ピケティ『不平等と再分配の経済学――格差縮小に向けた財政政策』(2020年)など(いずれも明石書店)。
伊東 未来(翻訳):西南学院大学准教授。博士(人間科学)。主要な業績に『千年の古都ジェンネ――多民族が暮らす西アフリカの街』(昭和堂、2016年)、“Changing Malian Women's Economic Activities: Vending in the Market, Travelling the World”, Japanese Review of Cultural Anthropology, 18(2), 2018、『かかわりあいの人類学』(共編著、大阪大学出版会、2022年)など。
眞下 弘子(翻訳):西南学院大学教授。パリ第4ソルボンヌ大学博士課程DEA修了(文学)。主な著書に、『ラシーヌ劇の神話力』(共著、上智大学出版、2001年)、Port-Royal et l'Humanisme (in Chroniques de Port-Royal, Paris Bibliothèque Mazarin, 2006)、主な翻訳に、アラン・ジェヌティオ「ラ・フォンテーヌ『寓話』におけるアレゴリーの詩学」(『西南学院大学フランス語フランス文学論集』60、2020年)など。
北垣 徹(翻訳):西南学院大学教授。修士(文学)。主な著書に『社会学の問い』(中川書店、2022年)、訳書にピエール・ロザンヴァロン『連帯の新たなる哲学――福祉国家再考』(勁草書房、2006年)、ロベール・カステル『社会喪失の時代――プレカリテの社会学』(明石書店、2015年)など。

内容

人種やジェンダーをめぐる差別・不平等は、グローバル資本主義の構造と深くかかわって、全世界的な社会分断を生んでいる。差別問題に正面から切り込んだトマ・ピケティの論考をはじめ、国際的な識者たちが問題の深淵と解決への道筋を語る、最先端の論集。

目次

カート

カートに商品は入っていません。