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書評掲載

化け者手本

蝉谷 めぐ実  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2023年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 238p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041136362
商品コード 1036330480
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2023/07/30、読売新聞 2023/10/01
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036330480

著者紹介

蝉谷 めぐ実(著者):1992年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部で演劇映像コースを専攻、化政期の歌舞伎をテーマに卒論を書く。広告代理店勤務を経て、現在は大学職員。2020年、『化け者心中』で第11回小説 野性時代 新人賞を受賞し、デビュー。21年に同作で第10回日本歴史時代作家協会賞新人賞、第27回中山義秀文学賞を受賞。22年に刊行した『おんなの女房』で第44回吉川英治文学新人賞、第10回野村胡堂文学賞を受賞。

内容

「命を天秤にかけてこそ、示せるものがあるでしょう?」

ときは文政、ところは江戸。
心優しき鳥屋の藤九郎と、稀代の女形だった元役者の魚之助のもとに、中村座の座元から事件の話が持ち込まれた。
舞台の幕が下りたとき、首の骨がぽっきり折られ、両耳から棒が突き出た死体が、客席に転がっていたという。これは何かの見立て殺しか。
演目は「仮名手本忠臣蔵」。死人が出るのはこれで二人目。
真相解明に乗り出したふたりだったが、芸に、恋に、義に、忠に生きる人の姿が、彼らの心を揺さぶって――。


『化け者心中』『おんなの女房』で話題をさらった新鋭が放つ、極上上吉のエンタメ時代小説!

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