盧溝橋事件から日中戦争へ
岩谷 將 著
著者紹介
内容
目次
はじめに 1 本書の視座 2 先行研究 ①盧溝橋事件「前史」 ②盧溝橋事件および「事変」の拡大過程 ③第二次上海事変 ④トラウトマン工作 第1章 北平 1 七月七日の発砲事件 2 北平における交渉 3 第二九軍の動向 4 善後交渉 5 北平における継続交渉 6 日本側中央の反応 7 中国側中央の反応 8 新司令官の着任 9 陸軍中央部の新方針 10 蔣介石の反応 11 引き続く衝突 12 南京における交渉 13 天津における交渉 14 帰平前後の宋哲元の動向 15 北平における事態の推移 16 熊斌の入平と冀察側態度の変化 17 現地日本側対応 18 廊坊事件 19 広安門事件 20 冀察側動向 21 華北総攻撃 第2章 上海 1 諸外国による調停の試み 2 中国による調停の試み 3 蔣介石による応戦決意 4 蔣介石と各国大使との会談 5 中ソ交渉 6 日本側における和平への努力 7 上海における中国の抗戦準備 8 上海における外交交渉 9 南京における外交交渉 10 蔣介石による各国大使の招請 11 蔣介石の速戦即決論 12 上海戦の誤算 13 上海から南京へ 第3章 南京 1 上海戦と第三国調停 2.九ヵ国条約会議 3 ドイツ調停案の再検討 4 英米の動向 5 ソ連の動向 6 南京陥落と日本側の対応 7 パナイ号事件と中国側の対応 8 トラウトマンの再調停 9 アメリカ仲介への期待 10 中国側回答案 11 日本側の内紛と近衛声明の発出 おわりに 1 北平 2 上海 3 南京 あとがき 人名略歴一覧
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