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科学としての心理学~科学的・統計的推測入門~

ゾルタン・ディエネス  著

石井 敬子, 清河 幸子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,520(税込)         

発行年月 2023年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,267p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/心理学史・心理学理論
ISBN 9784788518070
商品コード 1036381676
NDC分類 140.7
基本件名 心理学
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2023年09月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036381676

著者紹介

ゾルタン・ディエネス(著者):サセックス大学心理学部教授(イギリス)
石井 敬子(翻訳):名古屋大学大学院情報学研究科教授
清河 幸子(翻訳):東京大学大学院教育学研究科准教授

内容

統計的推測は科学的心理学の根幹をなす方法であるが、心理学者でさえ混乱していることが多い。主流の仮説検定の問題点と誤解、ベイズ統計、尤度検定の導入まで、さまざまなアプローチの特徴と原理が前提となる科学哲学からよくわかる、類例のない入門書。

 まえがき 
  
1.カール・ポパーと境界設定
 背景:論理実証主義
 帰納の問題
 批判的議論の役割
 科学とは何か?
 精神分析学、マルクス主義、相対性理論
 反証可能性の程度
 反証可能性
 真実らしさ
 客観的知識
 確率的な理論と反証
 心理学における理論は反証可能か?
 知識社会学
 真実、道具主義、現実主義
 ポパーの考えを用いて研究論文を批判的に評価する
 おわりに
 ふりかえりと議論のための質問
 理解を深めるための文献案内
  
2.クーンとラカトシュパラダイムとプログラム 
 トーマス・クーンとパラダイム
 クーンの立場から見た危機
 革命
 概念形成についての覚書
 クーン 対 ポパー
 相対主義とポストモダニズム
 ラカトシュと研究プログラム
 前進と退行
 ある例
 新奇性
 科学の方法論の選び方
 クーンとラカトシュの考えを用いて研究を評価する
 おわりに
 ふりかえりと議論のための質問
 理解を深めるための文献案内
 
3.ネイマン、ピアソンと仮説検定 
 フィッシャー、ネイマン、ピアソン
 確率
 データと仮説
 仮説検定:α
 仮説検定:αとβ
 実際の検定力
 感度
 停止規則
 多重検定
 フィッシャー流の推測
 有意性検定に関してよく誤解されるその他の点
 信頼区間
 ネイマン―ピアソンアプローチに対する批判
 ネイマン―ピアソンアプローチを使用して研究論文を批判的に評価する
 まとめ
 ふりかえりと議論のための質問
 理解を深めるための文献案内
  
4.ベイズと仮説の確率 
 主観的確率
 ベイズの定理
 尤度
 ベイズ分析
 停止規則
 ベイジアンアプローチの弱点
 ベイジアンアプローチを使用して研究論文を批判的に評価する
 まとめネイマン―ピアソン 対 ベイズ
 ふ…

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