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詩人/人間の悲劇~金子光晴自伝的作品集~(ちくま文庫 か47-4)

金子 光晴  著

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価格 \1,320(税込)         

発行年月 2023年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 426p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784480438775
商品コード 1036389083
NDC分類 911.52
個人件名 金子/光晴
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年09月3週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2025/06/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036389083

著者紹介

金子 光晴(著者):金子 光晴(かねこ・みつはる):詩人。1895年、愛知県生まれ。早稲田大学高等予科文科、東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科、慶應義塾大学文学部予科をすべて中退。1919年、初の詩集『赤土の家』を発表した後に渡欧。23年、『こがね蟲』で評価を受ける。28年、妻・森美千代とともにアジア・ヨーロッパへ。32年帰国。37年『鮫』、48年『落下傘』ほか多くの抵抗詩を書く。53年、『人間の悲劇』で読売文学賞受賞。主な作品として詩集『蛾』『女たちへのエレジー』『IL』、小説『風流尸解記』、随筆『どくろ杯』『ねむれ巴里』ほか多数。1975年没。

内容

常識に抗い、人としての生を破天荒に楽しみ尽くした反骨の男――その鮮やかな視界を自ら描きとる随筆と詩、二つの名作を一冊で。解説 高橋源一郎

時代、正義、常識、伝統――全てを疑う。
ひとりの「反骨(エゴイ)詩人(スト)」の肖像
無二の人生を描いた自叙伝と詩、2つの代表作

今よりはるかに異国は遠く、戦争が眼前にあった頃──。妻と共に海外へ旅立ち、帰国後もあらゆる権力からの支配を厭った金子光晴。「天の邪鬼」な反骨の詩人は、母国を批判し、そして案じた。性と肉体の衝撃に曝された幼少期、放埒な青年期、戦後を経た晩年まで、類なき生涯で眼にした世界の痛みと光を鮮やかに綴る。自叙伝『詩人』と自伝的詩集『人間の悲劇』を併録。

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