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羊の怒る時~関東大震災の三日間~(ちくま文庫 え21-1)

江馬 修  著

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価格 \924(税込)         

発行年月 2023年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 310p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784480439048
商品コード 1036389123
NDC分類 913.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年09月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2023/09/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036389123

著者紹介

江馬 修(著者):江馬 修(えま・しゅう):1889年、岐阜県高山市生まれ。田山花袋の書生や代用教員のかたわら、創作に励む。1916年に刊行した『受難者』で人気作家となり、1926年、『追放』を執筆後に渡欧。大作『山の民』は1938年に発売されて以来、改作を重ねた(2014年に春秋社により復刊)。1975年没。他の著書に、『氷の河』『本郷村善九郎』『飛騨百姓騒動記』『延安賛歌』などがある。

内容

激動する大地、飛び交うデマ、虐殺される朝鮮人……関東大震災を自らの体験をもとに描いた記録文学の金字塔。解説 天児照月・西崎雅夫・石牟礼道子

揺れる大地、飛び交うデマ、虐殺される朝鮮人……
100年前の関東大震災を追体験する、記録文学の金字塔。
待望の文庫化!

「朝鮮人だ、朝鮮人だ!」「ぶっ殺してしまえ」
「彼等だって人間だ、我々と同じように」
「主義者でも朝鮮人でも出てくるがよい、片っぱしから斬って捨ててやるから」
非常事態が人を変貌させる……人間の闇を描く衝撃作。

惨禍の中で生活全般を根こそぎにされたとき、
人は何を思い、行うか――石牟礼道子(巻末エッセイより) 

殺した人・殺された人。その人たちは本当にいた。
そこに私がいたら、どうしただろうか?――斎藤真理子

1923年9月1日11時58分、関東大震災が発生。関東一帯の大地が激動し、東京は火の海になった。突然起こった惨禍に、人々は動揺し、流言蜚語が発生。「朝鮮人が暴動を起こす。火をつける」というデマにより、多くの朝鮮人が虐殺された。自らの衝撃的な体験をもとに書かれ、震災の翌年から連載が開始された記録文学の金字塔。巻末に石牟礼道子によるエッセイを収録。
解説 天児照月・西崎雅夫

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