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病が分断するアメリカ~公衆衛生と「自由」のジレンマ~(ちくま新書 1744)
平体 由美
著
発行年月 |
2023年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
222p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般 |
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ISBN |
9784480075710 |
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商品コード |
1036389151 |
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NDC分類 |
498.0253 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年09月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/09/09、日本経済新聞 2023/09/30 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036389151 |
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著者紹介
平体 由美(著者):平体 由美(ひらたい・ゆみ):1966年生まれ。東洋英和女学院大学国際社会学部教授・学部長。専門はアメリカ史・公衆衛生史。国際基督教大学大学院行政学研究科修了。学術博士。著書に『連邦制と社会改革――20世紀初頭アメリカ合衆国の児童労働規制』(世界思想社、2007年)、『医療化するアメリカ──身体管理の20世紀』(共編著、彩流社、2017年)、『社会科学からみるSDGs』(共編著、小鳥遊書房、2022年)などがある。
内容
コロナ禍のアメリカは、世界で最悪の死者が出た。20世紀初頭以来の公衆衛生史を繙きつつ、収入・居住地域・人種などで分断されているアメリカの問題を探る。
コロナ禍のアメリカでは、迅速な疫学調査とワクチン開発がなされたにもかかわらず、多くの死者が出た。ワクチン接種に当初から反対が根強く、マスク着用では国が分断された。アメリカの公衆衛生が抱える深刻なジレンマ――国民の健康と自由な活動という二律背反の価値のどちらを優先するかをめぐって、どんな論争があったのか。20世紀初頭以来の公衆衛生史を繙きつつ、社会格差・地域格差・人種格差などによって分断されているアメリカの諸問題を追究する。