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クィアなアメリカ史(再解釈のアメリカ史 2)
マイケル・ブロンスキー
著
兼子 歩,
坂下 史子,
髙内 悠貴,
土屋 和代
翻訳
発行年月 |
2023年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
368p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784326654420 |
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商品コード |
1036396257 |
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NDC分類 |
367.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年09月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/10/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036396257 |
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著者紹介
マイケル・ブロンスキー(著者):マイケル・ブロンスキー(Michael Bronski)
ハーバード大学教授。著書に Culture Clash: The Making of Gay Sensibility(1984),The Pleasure Principle: Sex, Backlash, and The Making of Gay Freedom(1998), Pulp Fiction: Uncovering The Golden Age of Gay Male Pulps(2003)ほか。
兼子 歩(翻訳):兼子 歩(かねこ・あゆむ)
北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学、修士(文学)。現在、明治大学政治経済学部准教授。主著に、『「ヘイト」の時代のアメリカ史』(共編著、彩流社、2017)、『現代アメリカ政治外交史』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2020)、『「ヘイト」に抗するアメリカ史』(共編著、彩流社、2022)ほか。
坂下 史子(翻訳):坂下 史子(さかした ふみこ)
ミシガン州立大学大学院文芸研究科博士後期課程修了。Ph.D.(アメリカ研究)。現在、立命館大学文学部教授。共著に『よくわかるアメリカの歴史』(ミネルヴァ書房)、『私たちが声を上げるとき』(集英社新書)ほか。
髙内 悠貴(翻訳):髙内 悠貴(たかうち ゆき)
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校大学院博士課程修了。Ph.D.(歴史学)。現在、弘前大学人文社会科学部助教。主著に「都市からの脱出─1970年代のゲイ解放運動における入植者植民地主義の問題」『アメリカ史研究』42号(2019年)、共著に藤永康政、松原宏之編『「いま」を考えるアメリカ史』(ミネルヴァ書房)など。
土屋 和代(翻訳):土屋 和代(つちや かずよ)
カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院歴史学研究科博士後期課程修了。Ph.D.(歴史学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。共著に『私たちが声を上げるとき』(集英社新書)、『「いま」を考えるアメリカ史』(ミネルヴァ書房)ほか。
内容
LGBTQの歴史的経験はアメリカに何をもたらし、いかにアメリカそのものを形成してきたか。周縁化されてきた視点から再解釈する。
植民地期から現代に至るまで、アメリカ史の基本的叙述においてジェンダー/セクシュアリティ規範とその撹乱・変容がいかに密接不可分であったか。クィア的視点からとらえ返した〈アメリカ〉を描き、人種やジェンダー・セクシュアリティを歴史叙述の不可欠な構成要素に位置づける。ラムダ文学賞およびストーンウォール図書賞受賞作。
【原著】Michael Bronski, A Queer History of the United States(Beacon Press, 2011)