ホーム > 商品詳細

書評掲載

真田の具足師

武川 佑  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間  数量 冊 
価格 \2,200(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 344p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784569855639
商品コード 1036431987
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2023/10/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036431987

著者紹介

武川 佑(著者):1981年、神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦! 小説大賞」奨励賞を受賞。17年、甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作で、第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を、そして21年、『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。その他の作品に、『落梅の賦』『かすてぼうろ 越前台所衆於くらの覚書』がある。

内容

「武士を生かすも殺すも、わしらの腕一本や」――こう言い放つ気概ある具足師たちが、真田信繁を日の本一の兵(つわもの)にした!
本作の主人公・岩井与左衛門は、南都奈良の具足師(甲冑師)の家に生まれ、修業を積んでいたが、あるとき「ズクを打った」(不良品を作った)と言われ、勘当される。
その才能を惜しみ、目をつけたのが徳川家康。徳川軍が信濃の国衆・真田との戦いに惨敗した理由は、真田兵が身に着けている「不死身(しなず)の具足」にあり、と考えた家康は、与左衛門に真田潜入を命じる。
甲賀の忍びの女と夫婦を装い、真田の本拠地・上田に入った与左衛門だったが、そこで思いがけない光景を目にする。
赤備えをつくった具足師たちの命がけの闘いを描いた、戦国エンタテインメント。真田vs徳川のもう一つの死闘に、手に汗握る傑作長編小説。

カート

カートに商品は入っていません。