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書評掲載

風と雅の帝

荒山 徹  著

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価格 \2,530(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 409p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784569855509
商品コード 1036432030
NDC分類 913.6
基本件名 光厳天皇-小説
個人件名 光厳天皇
書評掲載誌 東京・中日新聞 2023/11/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036432030

著者紹介

荒山 徹(著者):1961年、富山県生まれ。新聞社、出版社勤務を経て『高麗秘帖 』でデビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で吉川英治文学新人賞候補に。『柳生大戦争』で舟橋聖一文学賞を受賞。『白村江』が歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞、同作が「週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10」で一位となる。

内容

皇位継承が持明院統と大覚寺統で交互に行なわれていた鎌倉時代後期、量仁(光厳天皇)は持明院統の期待を背負って即位した。 しかし、幕府が倒される際、六波羅探題軍とともに京都から逃れるも追い詰められ、目の前で六波羅探題ら四百名以上の武士が自刃。捕えられた光厳は、前帝・後醍醐によって即位そのものを否定されてしまう。その後、後醍醐と敵対した足利尊氏に擁立されることで、一度は“治天の君”の座につくも、尊氏の裏切りにより、南朝の囚われの身に――。彼を慕っていた鎌倉武士の死、宿敵・後醍醐との泥沼の闘い、吉野での幽閉の日々……南北朝の動乱の中、「天皇とは何か」を真摯に考え続け、現在の“象徴天皇”にも繋がる生き方を貫いた、“忘れられた天皇”を描く、著者渾身の歴史長編小説。

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