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「食」が動かした人類250万年史(PHP新書 1366)

新谷 隆史  著

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価格 \1,210(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 286p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784569855622
商品コード 1036432061
NDC分類 383.8
基本件名 食生活-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月4週
書評掲載誌 読売新聞 2023/11/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036432061

著者紹介

新谷 隆史(著者):一九六六年生まれ。京都府京都市出身。一九八九年、京都大学農学部食品工学科卒業。一九九七年、総合研究大学院大学生命科学科博士課程修了。博士(理学)。基礎生物学研究所並びに東京工業大学において神経科学と栄養生理学の研究を行う。現在はファーメランタ株式会社研究開発部長として微生物を用いた生理活性物質の発酵生産に携わる。サイバー大学客員教授を兼任。著書に『一度太るとなぜ痩せにくい?~肥満と食欲の科学~』(光文社新書)などがある。

内容

食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。

●約400万年~約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35%
●約240万年~約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化
●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ

脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。

●人類の脳は肉食で大きくなった
●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した
●塩が古代文明を支えた
●古代ローマ人が愛した調味料ガルム
●イスラムが生み出した蒸留酒の世界
●最初は危険と思われたトマト
●食の工業化が人口爆発を引き起こした

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