ホーム > 商品詳細

書評掲載

全山落葉~仲寒蟬句集~

仲寒蟬  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 2週間  数量 冊 
価格 \3,080(税込)         

発行年月 2023年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 204p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784781415666
商品コード 1036434324
NDC分類 911.368
書評掲載誌 毎日新聞 2023/09/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036434324

著者紹介

仲寒蟬(著者):1983年 信州大学医学部卒業。
1996年 「港」俳句会に入会、大牧広に師事。
2004年 第1句集『海市郵便』により山室静佐久文化賞受賞。
2005年 第50回角川俳句賞受賞。
2014年 第2句集『巨石文明』により第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
2019年 「港」終刊。『大牧広全句集』の解題を担当。
2020年 「牧」「平(ふらつと)」創刊代表。
2023年 佐久市立国保浅間総合病院退職。
現在「牧」「平」代表、「群青」同人。現代俳句協会・俳人協会会員。

内容

◆第三句集
たんぽぽをたどればローマまで行ける

生きる支えとしての俳句の有難さ、人間社会に対する判精神としての俳句の役割をあらためて実感する毎日であった。

◆自選十五句
祭いま角を海へと曲がりけり
校庭に巨大×卒業す
朝顔育て宇宙飛行士志望
国家からすこし離れて葱坊主
峰雲の中に峰ある昏さかな
どこにでもゐる小林と野焼見に
日本に醤油ありけり冷奴
野分雲神の垂れ目がのぞきけり
この町に暗室いくつつばくらめ
ただ風に吹かるるための夏帽子
どの扉開けてもそこが春の牧
花曇とは文房具屋のにほひ
わが去りし席が消毒され西日
万緑の真中クリムトの「接吻」
瓢箪にくびれ作りし神を信ず

カート

カートに商品は入っていません。