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善と悪の生物学~何がヒトを動かしているのか~<下>

ロバート・M・サポルスキー  著

大田 直子  翻訳
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価格 \3,850(税込)         

発行年月 2023年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 517p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学
ISBN 9784140819463
商品コード 1036504218
NDC分類 491.37
基本件名 神経生理学
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2023年12月1週
書評掲載誌 読売新聞 2023/12/17、読売新聞 2023/12/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036504218

著者紹介

ロバート・M・サポルスキー(著者):1957年生まれ。アメリカの神経生物学者、霊長類学者。スタンフォード大学教授(生物学/神経科学/神経外科)。1987年のマッカーサー基金を受ける等、若いころから研究者として注目されており、作家としても定評がある。著書に『サルなりに思い出す事など』(みすず書房、2014)、『ヒトはなぜのぞきたがるのか』(白揚社、1999)、『なぜシマウマは胃潰瘍にならないか』(シュプリンガー・フェアラーク東京、1998)等。
大田 直子(翻訳):翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒。訳書にリチャード・ドーキンス『神のいない世界の歩き方』『魂に息づく科学』『ドーキンスが語る飛翔全史』、オリヴァー・サックス『道程――オリヴァー・サックス自伝』『音楽嗜好症』、ブライアン・グリーン『隠れていた宇宙』(以上、早川書房)、マット・リドレー『人類とイノベーション』(NewsPicksパブリッシング)など多数。

内容

科学は戦争をやめさせることができるのか? 生物学者が迫る人間行動の謎!

人間は戦争や暴力のような「最悪の行動」と、協力や利他といった「最善の行動」のどちらも選択しうる。その善悪を分けるものは何か? 下巻では、〈我々〉と〈彼ら〉を区別するという態度や、集団の中の序列が形成される仕組みについて、霊長類学、社会心理学、文化人類学から行動経済学といった学問分野を横断して考える。集団どうしの間で起こる暴力、戦争という「最悪の行動」を避けるために科学にできることを探求する著者はどんな希望にたどり着くのか?

第11章 〈我々〉対〈彼ら〉(霊長類学、社会心理学)
第12章 階層構造、服従、抵抗(社会心理学、内分泌学)
第13章 道徳性と正しい行動(道徳哲学、行動経済学)
第14章 人の痛みを感じ、人の痛みを理解し、人の痛みを和らげる(認知心理学、動物行動学)
第15章 象徴としての殺人(神経生物学、表彰文化論)
第16章 生物学、刑事司法制度、そして(ああ、もちろん)自由意志(生物学、社会心理学)
第17章 戦争と平和(心理学、霊長類学)
エピローグ
付録1 神経科学初級講座
付録2 内分泌学の基本
付録3 タンパク質の基礎

目次

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