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星の文化史事典 増補新版

出雲 晶子  著

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価格 \4,840(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 489p,47p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/天文学/恒星
ISBN 9784560093849
商品コード 1036507511
NDC分類 443.033
基本件名 星-辞典
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036507511

著者紹介

出雲 晶子(著者):1962年東京都田無市(現・西東京市)生まれ。神奈川県茅ヶ崎市で育ち、東京学芸大学教育学部理科地学科卒業後、(財)横浜市青少年科学普及協会(当時)に就職、横浜こども科学館のプラネタリウム、広報、科学工作教室を担当。2008年に退職。現在はフリーで活動。おもな著書は、『小学館の図鑑NEO 星・星座』(共著、小学館)、『あの星はなにに見える?』(〈地球のカタチ〉シリーズ、白水社)、『ビジュアルディクショナリー 宇宙』(同朋舎、監修)、『星座を見つける』(学習研究社)など。

内容

星好きは大変である。観測は気象条件に大きく左右される。春先の朝晩は寒いし、曇りや雨なら天体は厚い雲の彼方で何も見えない……。
でも、天空の味わい方はそれだけではない。天文学がある。ここでは「てんぶんがく」と読んでみたい。世界各地の星にまつわる伝承や物語のことである。
たとえば、春の夜空に輝く「春の大三角」のひとつ、うしかい座はギリシアで誕生した最も古い星座のひとつで、「鋤や牛を使って畑を耕す人」の意味をもつという。また、葡萄の収穫時期を知るのに用いられたという言い伝えも残されている。日本では、うしかい座の主星アルクトゥールスを、麦が実る頃に見えるので麦星、鯛がよくとれる時期に見えるので魚島星などとも呼ぶ。
ひとつの星や星座にもさまざまな云われがあり、地域によって何が大切にされているかがわかる。いわゆる88星座はあくまでも西洋の想像力の産物。日本だけでなく、インドや中国、南北アメリカなど、天空への見方は一様ではない。星や星座のほか、月や太陽、流れ星や天の川に対して、私たち人類はどんな物語を紡いできたのか。図版多数掲載。2000以上の項目収録。索引も充実。

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