著者紹介
キム・スタンリー・ロビンスン(著者):1952年アメリカ生まれ。現代アメリカを代表するSF作家の一人。
特に〈火星三部作〉で知られ、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞などを複数回受賞。気候変動、環境問題をテーマにした作品に『2312』『New York 2140』がある。
本書刊行後も気候変動問題に関して積極的な発信を続け、2021年開催のCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)ではパネルセッションに招かれ発言している。
スイス・チューリッヒ滞在を経て、現在、アメリカ・カリフォルニア州在住。
瀬尾 具実子(翻訳):英日翻訳者。実務翻訳と並行して、ミステリやSF作品の出版翻訳も手掛ける。
ブログ「つぎはコレ読みたい ~積ん読は積ん徳なり~」更新中。
坂村 健(他):電脳建築家、INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長・教授、工学博士、同cHUB(学術実業連携機構)機構長、東京大学名誉教授。
オープンなコンピュータアーキテクチャTRONを構築。家電製品、車のエンジン制御、宇宙機の制御などに世界中で多数使われている。
IEEE Life Fellow、IEEE Golden Core Member。
2003年紫綬褒章、2006年日本学士院賞、2015年ITU150 Award、2023年IEEE Masaru Ibuka Consumer Technology Award受賞。2023年TRONリアルタイムOSがIEEE Milestone認定。