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ユダヤ人の自己憎悪(叢書・ウニベルシタス 1158)

テオドール・レッシング  著

田島 正行  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,400(税込)         

発行年月 2023年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 362p,7p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784588011580
商品コード 1036561364
NDC分類 316.88
基本件名 ユダヤ人
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年11月3週
書評掲載誌 読売新聞 2023/11/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036561364

著者紹介

テオドール・レッシング(著者):テオドール・レッシング(Theodor Lessing)
1872年、ハノーファー生まれのドイツのユダヤ人思想家。ハノーファー工科大学私講師。ショーペンハウアー、ニーチェ、クラーゲスの影響を受けた哲学者。また先駆的社会変革の活動家。ヴァイマール共和国時代の混乱期に時代精神を厳しく批判するエッセイや時評を多数発表した。シオニストにして社会主義者でもあった。1933年、亡命先のマリエンバートでナチの刺客により暗殺された。主要著作に、『ショーペンハウアー、ヴァグナー、ニーチェ』(1906)、『行為としての哲学』(1914)、『意味なきものの意味づけとしての歴史』(1919)、『呪われた文化』(1921)、『精神による大地の没落(ヨーロッパとアジア)』(1924)、『ニーチェ』(1925)、『ハールマン──ある人狼の物語』(1925)、『ユダヤ人の自己憎悪』(1930)、遺著『ただ一度きり』(1935)などがある。
田島 正行(翻訳):田島正行 1949年生まれ。元明治大学教授。専門は近代ドイツの文学・思想。共著に、「〈自然との和解〉という欺瞞──『アンティゴネー』についてのヘーゲルの解釈をめぐって」(『他者のトポロジー』書肆心水、2014年)、「《アウラの喪失》の意味──クラーゲスの思想から見たベンヤミンの『複製技術時代の芸術作品』」(『語りのポリティクス』彩流社、2008年)、「異教的反ユダヤ主義──L.クラーゲスの思想と反ユダヤ主義」(『ツァロートの道』中央大学出版部、2002年)。論文に、「ルブリンスキー・スキャンダル──テオドール・レッシングとトーマス・マンの論争をめぐって」(『明治大学人文科学研究所紀要 第74冊』、2014年)、「二つの永遠──L.クラーゲスのゲーテ批判の一側面」(『ゲーテ年鑑 第55巻』、2013年)など。訳書に、ルートヴィッヒ・クラーゲス『宇宙生成的エロース』(うぶすな書院、2000年)、同『心情研究者としてのゲーテ』(うぶすな書院、2013年)。

内容

連続殺人犯ハールマン事件の報道や、女性解放運動、成人教育をはじめとするさまざまな社会活動に身を投じ、最後はナチ党員の手で暗殺されたドイツのユダヤ人思想家、テオドール・レッシング(1872–1933)。ヨーロッパの反ユダヤ主義の歴史に見られる、ユダヤ人自身による反ユダヤ主義的な「自己憎悪」現象の原因を、6人の知識人の生涯から考察し、救済への道を模索した1930年発表の重要作。著者初の邦訳書。

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