丸善のおすすめ度
宗教の起源~私たちにはなぜ<神>が必要だったのか~
ロビン・ダンバー
著
小田哲
翻訳
長谷川眞理子
他
発行年月 |
2023年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
349p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学 |
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ISBN |
9784826902489 |
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商品コード |
1036580825 |
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NDC分類 |
162 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年11月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/10/28、日本経済新聞 2023/11/11、毎日新聞 2023/12/16、朝日新聞 2023/12/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036580825 |
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著者紹介
ロビン・ダンバー(著者):【著者】
ロビン・ダンバー(Robin Dunbar)
オックスフォード大学進化心理学名誉教授。
人類学者、進化心理学者。霊長類行動の世界的権威。
イギリス霊長類学会会長、オックスフォード大学認知・進化人類学研究所所長を歴任後、現在、英国学士院、王立人類学協会特別会員。世界最高峰の科学者だけが選ばれるフィンランド科学・文学アカデミー外国人会員でもある。1994年にオスマン・ヒル勲章を受賞、2015年には人類学における最高の栄誉で「人類学のノーベル賞」と称されるトマス・ハクスリー記念賞を受賞。人間にとって安定的な集団サイズの上限である「ダンバー数」を導き出したことで世界的に評価される。著書に『ことばの起源』『なぜ私たちは友だちをつくるのか』(以上、青土社)、『友達の数は何人?』『人類進化の謎を解き明かす』(以上、インターシフト)など。
小田哲(翻訳):【訳者】
小田哲(おだ・さとし)
翻訳家。
長谷川眞理子(他):【解説者】
長谷川眞理子(はせがわ・まりこ)
進化生物学者、総合研究大学院大学名誉教授。
総合研究大学院大学学長を退任後、現在、日本芸術文化振興会理事長。
日本動物行動学会会長、日本進化学会会長、日本人間行動進化学会会長を歴任。主著に、『進化とは何だろうか』『私が進化生物学者になった理由』(以上、岩波書店)、『生き物をめぐる4つの「なぜ」』(集英社)、『クジャクの雄はなぜ美しい? 増補改訂版』(紀伊國屋書店)、『人間の由来(上・下)』(訳、講談社)、『進化的人間考』『ヒトの原点を考える』(以上、東京大学出版会)ほか多数。
内容
進化心理学の巨人ダンバーが描く、人類と信仰の20万年。
仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、神道……
世界の主要な宗教は、なぜ同じ時期に同じ気候帯で誕生したのか?
カルト宗教はなぜ次々と生まれ、人々を惹きつけるのか?
科学が隆盛を極める現代においても、
宗教は衰えるどころかますます影響力を強めている。
ときに国家間の戦争を引き起こすほど
人々の心に深く根差した信仰心は、なぜ生まれたのか?
そして、いかにして私たちが今日知る世界宗教へと進化したのか?
「ダンバー数」で世界的に知られ、
人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、
人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から
「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、
かつてないスケールの大著。待望の邦訳刊行。
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集団内に協力行動を生みだす信仰心も、
集団の外に対しては反社会的行動の原動力となる。
宗教的アイデンティティが国家に利用されるとき、悲劇は起こる。
――フィナンシャル・タイムズ紙
宗教と人間の生活のあり方は、かくも複雑なのである。
本書は、その両方を進化的ないきさつから説明しようと、
真に大きな考察を展開しようと試みる大作である。
――長谷川眞理子(進化生物学者、総合研究大学院大学名誉教授/「解説」より)
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