著者紹介
ひきたよしあき(著者):ひきたよしあき
コミュニケーション コンサルタント。スピーチライター。大阪芸術大学芸術学部放送学科 客員教授
早稲田大学法学部卒業。
博報堂に入社後、クリエイティブディレクターとして数々のCMを手がける。
政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、幅広い業種・世代の価値観、世代間のギャップ、言葉遣いの違いなどを分析し、コミュニケーション能力が高まる方法を伝授する。
また、大阪芸術大学、明治大学、慶應MCCなどで教え、「はじめて『わかった!』と心の底から思えた講義」「一生ものの考える力が身につく」と学生や社会人から支持を集める。
教育WEB「Schoo」では毎回事前予約が約20,000人、朝日学生新聞社「みんなをつなぐ新聞WEB」では、毎回1,200人近い子どもと保護者が参加する人気。
著書に『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)、『大勢の中のあなたへ』(朝日学生新聞社)、『トイレでハッピーになる366の言葉』(主婦の友社)など。
内容
30秒でうちとける雑談のコツ
初対面でも、苦手な人でも、もう怖くない
会話が得意じゃない人でも大丈夫!
雑談で、メンタルより、技術より、
大切なこととは
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「雑談は、仕事がうまくいくために必要なコミュニケーション」
「雑談は、気まずい雰囲気を紛らわすためのトーク」
もしそう思っているならば、雑談の定義から変えてください。
苦手な雑談がたのしくなる秘けつ、教えます。
【本書は、こんな「雑談コンプレックス」を持つ人たちへ向けてつくりました】
●まずもって、何から話したらいいのかわからない人
●「これを話したらどう思われるだろう?」など、相手の気持ちを考え過ぎて話せない人
●「雑談が上手い人は、話が上手い人」(だから、自分は無理)と思っている人
●雑談で失敗した経験が忘れられず、「自分は話ベタ」と苦手意識を抱えている人
●本やYouTubeで話し方を勉強しているが、なかなかうまくいかない人
●社会人になってから、友人以外と雑談することに苦痛を感じている人
●リモートが増えて人との対話・雑談に苦手意識が増した人、もともと苦手な人
●親しくない人と話すとき、チャットはできても、顔を合わせての会話に自信がない人
●天気の話すらできない、対面だと「最初の一言」を話すのが怖い人
●「傾聴力が大事」と言われ過ぎて、つかれている人
●目的のない会話の仕方がわからなくて、苦手を感じている人
<はじめにより>(一部抜粋)
本書を手にしたあなたは、これまでに
雑談でたくさんモヤモヤしてきたのかもしれません。
・人見知りだから、なんとなく雑談が苦手
・ちょっとした沈黙に耐えられない
・ 何を話そうか考えているうちに、会話が終わってしまった
・ みんなが楽しく話しているのに、うまく場に溶け込めなかった
・ せっかく話しかけてもらっても、
うまい返しができなくてすぐに話が切れてしまった
そのたびに、「あ~、なんて自分はダメなんだ」と
自分を責めてきませんでしたか。
仕事でも、プライベートでも、
世の中は雑談をする機会にあふれています。
だから、「雑談が苦手だ」というマインドを持っていると、
思いのほか、ストレスを感じることが多くなります。
でも、そうした負の感情であなたの心を満たすのは、
今日でおしまいにしましょう。
(中略)
ペラペラと饒舌にしゃべることだけが雑談ではありません。
あなたは、あなたにできそうなことをやりつつ、
ちょっとずつ、雑談の技術を身につければよいのです。
私に、そのお手伝いをさせてください。