内容
地球温暖化,超音波,GPS,重力波など身のまわりの現象や実社会のテーマを物理法則を使って理解.
高校から大学初年度レベルの物理学を問題形式で学ぶシリーズ.
電磁気学などを扱った第2巻につづき量子力学や相対性理論などを取り上げる.
式を解くだけでなく数値計算手法も紹介.
全3巻.
【主な目次】
第6章 原子・原子核を中心とした問題
6.0 原子・原子核分野の基本
6.1 温暖化のメカニズム
6.2 ミリカンの実験
6.3 アストンの質量分析器
6.4 光は波か,粒子か
6.5 ボーアモデルの歴史的検討
6.6 中性子の発見
6.7 超音波の粒子性
6.8 ラウエ斑点
第7章 相対性理論を中心とした問題
7.0 相対性理論の基本
7.1 ローレンツ変換
7.2 浦島効果とGPS 衛星電波の補正
7.3 質量とエネルギーの等価性
7.4 マクスウェル方程式とローレンツ不変性
7.5 等価原理と局所慣性系
7.6 重力波
7.7 ブラックホール
7.8 膨張する宇宙
第8章 発展問題2
8.1 スカイツリーでの重力
8.2 原子核の放射性崩壊1: 贋作絵画の鑑定
8.3 原子核の放射性崩壊2: 崩壊する原子核の個数計算
付録C シミュレーションの技法
C.1 解析的手法と数値的手法の違い
C.2 微分するプログラム,積分するプログラム
C.3 微分方程式を解くプログラム
C.4 単振動のプログラム例