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書評掲載

平畑静塔の百句~生命と俳句の同化~

五島高資  著

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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 203p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784781415888
商品コード 1036719026
NDC分類 911.362
個人件名 平畑/静塔
書評掲載誌 毎日新聞 2024/08/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036719026

著者紹介

五島高資(著者):昭和43年5月23日、長崎市生まれ。自治医科大学医学部および同大学院博士課程卒業。金子兜太に師事。現代俳句新人賞、中新田俳句大賞・スウェーデン賞、現代俳句評論賞など受賞。「俳句スクエア」代表、「俳句大学」副学長、「豈」同人。日本俳句協会副会長、現代俳句協会オープンカレッジ講師、文學の森財団理事、日本文藝家協会会員。

句集に『海馬』(東京四季出版)、『雷光』(角川書店)、『五島高資句集』(文學の森)、『蓬萊紀行』(富士見書房)など。
評論集に『近代俳句の超克』(日本俳句協会)、『芭蕉百句(英訳付)』(風詠社)など。編著に『無敵の俳句生活』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)など。
共著に『現代俳句大事典』(三省堂)、『金子兜太の世界』(角川学芸出版)、『血液内科診療マニュアル』(日本医学館)など。

医師、博士(医学)。地域学者。医療法人社団望星会理事。元自治医科大学医学部内科学講座血液学部門 兼 総合教育部門講師(血液内科学・日本文学・地域学)。

内容

◆百句シリーズ
大好評のシリーズに平畑静塔が登場!
名句が気軽によめる。

◆生命と俳句の同化を求めて
昭和三十七年四月、旧き盟友の三鬼が死去する。「京大俳句」からの縁で,静塔が沈鬱悲壮とすれば、三鬼は自由闊達。互いに欠けたるところを補完し合うことのできる無二の俳友であり、公私にわたって親交が深かった。それだけに三鬼がいなくなった関西を離れるに吝かではなかったのだろう。
その年九月には、突如として栃木県宇都宮市に転居し、宇都宮病院に院長として赴任する。それを機に「天狼」編集長を辞任。北関東に残る縄文的風土に触発されて、いっそう句境が深まっていく。
前述したように「宇都宮定住がよかった。静塔は下野の風土と調和して野性を加えた。(『静塔・文之進 百物語』)と金子兜太が指摘した通りである。
(解説より)

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