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マルクスの名言力~パンチラインで読むマルクス入門~(犀の教室)

田上孝一  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 293p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/ドイツ・オーストリア哲学
ISBN 9784794973825
商品コード 1036719050
NDC分類 134.53
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月4週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2023/11/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036719050

著者紹介

田上孝一(著者):田上孝一(たがみ・こういち)1967年東京生まれ。社会主義理論学会事務局長、立正大学人文科学研究所研究員、日本文藝家協会会員。哲学・倫理学専攻。1989年法政大学文学部哲学科卒業、1991年立正大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、2000年博士(文学)。著書に『マルクス疎外論の諸相』(時潮社)、『マルクス疎外論の視座』(本の泉社)、『マルクス哲学入門』(社会評論社)、『本当にわかる倫理学』(日本実業出版社)、『はじめての動物倫理学』(集英社新書)、『99%のためのマルクス入門』(晶文社)などがある。

内容

「哲学者たちは世界を様々に解釈してきただけだが、大切なのはそれを変えることである」(フォイエルバッハ・テーゼ)
「労働日の短縮が根本条件である」(資本論)
「人間というものはいつも自らが解決できる課題しか立てない」(経済学批判)
「人間の解剖はサルの解剖のための鍵である」(経済学批判要綱)

マルクスの著作からは数々の名言が生まれている。だが、はたしてその真意は正しく読み取られているか? マルクスの意図はどこにあったのか? 膨大なマルクスの文章の中から、彼の思想的核心を示す言葉20節を切り取り、その意味するところを深掘りして解説するテキスト。資本主義の限界が見えてきた待ったなしの状況で、マルクスの言葉の力を体感できる、結論から読む最速のマルクス入門。

"複雑で難解とされるマルクスの思想に対して、それは要するに何なのか、一言で言ってマルクスは何を言おうとしていたのか? こうした端的な問いに、まさにマルクス自身の一言によって明快に答えようとするのが本書の試みということになる。/マルクスに成り代わって、マルクス自身が言い放しにして詳しく説明しないでいる彼の結論的テーゼの意図を大きく敷衍しながら説明する。読者は短い一文が持つ理論内容の大きな広がりに、きっと驚かれるだろうと思う。(「まえがき」より)

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