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データセキュリティ法の迷走~情報漏洩はなぜなくならないのか?~(基礎法学翻訳叢書 第2巻)
ダニエル・J・ソロブ,
ウッドロウ・ハーツォグ
著
小向 太郎
監修
発行年月 |
2023年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,282p,38p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/理工学/情報学/情報処理 |
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ISBN |
9784326451302 |
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商品コード |
1036727722 |
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NDC分類 |
007.609 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2023年12月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036727722 |
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著者紹介
ダニエル・J・ソロブ(著者):ダニエル・J・ソロブ(Daniel J. Solove)
ジョージ・ワシントン大学ロースクール、ジョン・マーシャル・ハーラン研究所教授。また、企業、法律事務所、医療機関、学校などにプライバシーとデータセキュリティのトレーニングプログラムを提供するTeachPrivacy の創設者でもある。プライバシー法の世界的な第一人者であり、著書や教科書も多数。Privacy + Security Blog やLinkedIn(thought leader)のブログでも、情報発信を行っている。
ウッドロウ・ハーツォグ(著者):ウッドロウ・ハーツォグ(Woodrow Hartzog)
ノースイースタン大学ロースクールおよびコーリー・カレッジ・オブ・コンピュータ・サイエンスの法学およびコンピュータ科学教授。『プライバシー・ブループリント』の著者であり、プライバシー、メディア、ロボット工学に関する研究を、学術誌と一般誌の両方で発表している。議会公聴会での証言も多く、NPR、BBC、ウォール・ストリート・ジャーナルなど数多くのメディアで引用・参照されている。
小向 太郎(監修):小向 太郎(こむかい たろう)
1987年早稲田大学政治経済学部卒。2007年中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。情報通信総合研究所取締役法制度研究部長、早稲田大学客員准教授、日本大学教授等を経て、2020年より中央大学国際情報学部教授。著書:『情報法入門(第6 版)デジタル・ネットワークの法律』(NTT 出版、2022年)、『概説GDPR―世界を揺るがす個人情報保護制度』(共著、NTT 出版、2019年)ほか。
内容
法は情報漏洩に対処できていない! データ侵害という事象だけではなく人間そのものに注目し、新たなデータセキュリティを創造する。
情報漏洩に対して法はより全体論的かつ戦略的になるべきである。そして、データエコシステムにおいて人間が果たす役割により注目すべきである。プライバシー法とデータセキュリティ法のどこが間違っていたのかを明快に示して、新たなアプローチを提示する、デジタル世界の安全とセキュリティに関心を持つすべての人にとって必読の書。
【原著】Daniel J. Solove & Woodrow Hartzog, Breached!:Why Data Security Law Fails and How to Improve It(Oxford University Press, 2022)