奇跡の女優◎芦川いづみ
								
								
									
									
										
										
											
											
												倉田 剛
											
										 著
									
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
											
発行年月 | 
											2023年10月 | 
										
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言語 | 
											日本語 | 
										
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媒体 | 
											冊子 | 
										
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ページ数/巻数 | 
										291p | 
										
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大きさ | 
											21cm | 
										
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ジャンル | 
										和書/人文科学/芸術/映像 | 
										
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ISBN | 
											9784867820537 | 
										
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商品コード | 
											1036991840 | 
										
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NDC分類 | 
											778.21 | 
										
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書評掲載誌 | 
										読売新聞 2023/12/10 | 
										
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商品URL
										 
										 
										 | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036991840 | 
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                                    著者紹介
                                    倉田 剛(著者):倉田 剛(くらた たけし)
 映画評論家。1950年、三重県生まれ。
 大阪の府立高校で国語を担当、2011年定年退職。 
 第七藝術劇場企画アドバイザー、関西=ヤマガタネットワーク代表、市川準研究会代表。 
 2021年より三重でジェンダーの視点からダイバーシティを映画で考える上映会や食の安全を考える上映会を企画。その他市民向けの映画講座を担当。 
 
 著書:
 『曽根中生 過激にして愛嬌あり』(ワイズ出版、2013)、『ドキュメンタリーが激突する街 山形映画祭を味わう』(現代書館、2015)、『映画監督 市川準 追憶・少女・東京』(ワイズ出版、2018)。 
 
 編著:
 『平野の思想 小津安二郎私論』(ワイズ出版、2010)。
                                 
								内容
								いま、この国で小さな奇跡が起きている!一人の女優をめぐって……
 
 引退から半世紀以上を経て、一人の女優が奇跡を起こしている。
 昭和の名作を上映する映画館では彼女の出演作品の特集が繰り返し組まれ、その人気は当時のファンのみならず、当時を知らない若者にまで裾野を広げている。
 本書は出演全映画作品を紹介し、彼女の魅力に迫るとともに、貴重な写真を多数収録した、ファン必見の一冊である。
 
 『硝子のジョニー 野獣のように見えて』が、ほかの病者を演じた芦川の諸作に比して、神話的であるのも本作が原初の輝きに満ちているからだ。生まれ育った海にまた還っていくみふね=芦川を見るとき、悲劇的ラストシーンというより永遠の無垢な少女の休息の時を想う。(本文より)