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柳宗悦の視線革命~もう一つの日本近代美術史と民芸の創造~
西岡 文彦
著
発行年月 |
2023年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
370p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/工芸 |
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ISBN |
9784130830843 |
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商品コード |
1037092783 |
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NDC分類 |
750.21 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年02月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/05/05 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037092783 |
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著者紹介
西岡 文彦(著者):多摩美術大学名誉教授・版画家1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、徒弟制にて民芸手法の型絵染を修得、現代版画手法としての合羽刷として確立。日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年展(2006)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員。著書『絵画の読み方』(JICC)、『二時間のモナ・リザ』(河出書房新社)等で、今日の名画解読型の美術コンテンツの先鞭をつけ、「日曜美術館」等、美術番組の監修を多く手がける。著書多数、全集「名画への旅」、「アート・ジャパネスク」(共に講談社)を企画、共著にシリーズ「公共哲学」(東京大学出版会)がある。
内容
博覧強記の巨人・柳宗悦。その活動はそのまま、近代日本が強いられた、知的かつ美的な苦闘の縮図である。「全球的時代状況との同時的感応」という世界的な知と美の変動の中を疾走した柳の軌跡を通し、もう一つの日本近代美術史の可能性の中心と民芸の創造のダイナミズムを描く。