螢と鶯~鳴神黒衣後見録~(祥伝社文庫 さ25-1)
佐倉ユミ
著
発行年月 |
2023年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
279p |
---|
大きさ |
16cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
---|
|
|
ISBN |
9784396350246 |
---|
|
商品コード |
1037413890 |
---|
NDC分類 |
913.6 |
---|
|
|
|
|
|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2024/01/06 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037413890 |
---|
著者紹介
佐倉ユミ(著者):群馬県出身、在住。 『応挙の虎、古井戸の月』で2018年度ノベル大賞を受賞し、『うばたまの 墨色江戸画帖』と改題、同作でデビュー。作品に『霜雪記 眠り姫の客人』『ツギネ江戸奇譚 藪のせがれと錠前屋』など。好きなものは海外文学とスポーツ観戦、美術館巡り。小学生の頃にテレビで見た杉浦日向子に影響を受け、時代小説を書き始める。
内容
「感動」を約束する時代小説が、ここにある!
思いのすべてが迸る!
だから、芝居はやめられない
黒衣には黒衣のこだわりが、役者には役者の執念がある。
若手だからって譲れない「舞台」への想い、果てなき道。
畑で大根を盗んでいた文無しは、江戸三座に追いつこうと意気込む鳴神座の狂言作者・石川松鶴に拾われた。狸八と命名され下働きとなるが、実は大店育ちで掃き掃除さえできない狸八は、一座のお荷物に。だが、舞台で大雨を降らせるという松鶴が出した難題を見事解決。自らの生きる道を見出して……。裏方と若手役者が芝居にすべてを捧げる熱気と狂気の物語。