ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

山梔(ちくま文庫 の18-1)

野溝 七生子  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,320(税込)         

発行年月 2023年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 458p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784480439222
商品コード 1037413967
NDC分類 913.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年01月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/01/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037413967

著者紹介

野溝 七生子(著者):野溝 七生子(のみぞ・なおこ):1897年、兵庫県生まれ。本作『山梔』は、懸賞小説として応募され入選し、新聞連載後、1926年に春秋社より刊行された。さらに北原白秋主宰「近代風景」や長谷川時雨主宰「女人藝術」などに作品を発表。また東洋大学で教鞭をとり、森?外に関する論考などを執筆した。他の著作に『女獣心理』(講談社文芸文庫)、『南天屋敷』(角川書店)、『月影』(青磁社)、『ヌマ叔母さん』(深夜叢書社)、『野溝七生子作品集』(立風書房)、『暖炉 野溝七生子短篇全集』『アルスのノート』『眉輪』(展望社)などがある。1987年没。

内容

明治時代の職業軍人の家に生まれ、悩み、闘う阿字子を主人公とする少女小説の名作。野溝七生子の自伝的・衝撃的デビュー作。
「本が読みたい。本が読みたい。本が読みたい。」
「結婚が、そんなに幸福なものだと、思っていらっしゃるんですか。」
少女の挌闘と切望。胸を抉る瑞々しい大正の名篇、ついに復刊。

解説 矢川澄子・山尾悠子

【内容紹介】
幼く純粋な妹や身を犠牲にする母と姉への愛、暴力をふるう父への愛憎、読書への切なる欲求、古代ギリシャ神話・中世ヨーロッパ伝説への憧憬、海や美しい女への畏敬の念……主人公・阿字子をとりまく家父長制や結婚への圧力など不自由な世界と、葛藤する誇り高く瑞々しい少女の精神を描く野溝七生子の自伝的小説。1926年に刊行された孤高の名篇、待望の復刊。

カート

カートに商品は入っていません。