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とるにたらない美術~ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ~

原田 裕規  著

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価格 \2,860(税込)         

発行年月 2023年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 349p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784910315317
商品コード 1037457781
NDC分類 704
基本件名 芸術
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年01月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/02/03、日本経済新聞 2024/02/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037457781

著者紹介

原田 裕規(著者):1989年生まれ。アーティスト。
とるにたらないにもかかわらず、社会の中で広く認知されている視覚文化をモチーフに作品を制作している。2019年以降は断続的にハワイに滞在し、「ピジン英語」に代表されるトランスナショナルな文化的モチーフに着目。写真、映像、パフォーマンス、CGI、執筆など、多岐にわたる表現活動をおこなっている。
主な個展に「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023年)、「KAAT アトリウム映像プロジェクト」(KAAT 神奈川芸術劇場、2023年)、「Unreal Ecology」(京都芸術センター、2022年)、「アペルト14 原田裕規 Waiting for」(金沢21世紀美術館、2021年)。編著に『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013年)。受賞に「TERRADA ART AWARD 2023」(ファイナリスト、2023年)。作品収蔵先に広島市現代美術館、日本ハワイ移民資料館など。

内容

どこまで本気なのか? 本気で「これ」を評価するのか? というギリギリに迫る批評は、それ自体が文学となりアートとなる。自分が生きてきた背景と大きな歴史とをクロスさせる原田の旅は、もはや冗談と真面目さの区別がつかない、深い意味での「本気」へと向かっていく。ーー千葉雅也(哲学者・小説家)

“とるにたらないもの”から、美術の死角を浮かび上がらせる。
クリスチャン・ラッセンをはじめとするインテリアアート、心霊写真、VARやドローンから佐村河内守まで。従来の美術の枠組みの外に置かれてきた数々の作品や事象を取り上げ、それを丹念に論じることを通して美術とは何かを問う。制作と執筆をシームレスにつなげる気鋭のアーティストによる初の美術論集。

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