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戦時下の演劇~国策劇・外地・収容所~

神山彰, 瀬戸 宏, 間ふさ子, 金 牡蘭, 佐藤和道, 畑中小百合, 日比野啓, 小針侑起  著

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価格 \5,060(税込)         

発行年月 2023年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 360p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/舞台芸術
ISBN 9784864051804
商品コード 1037468235
NDC分類 772.1
基本件名 演劇-日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年12月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037468235

著者紹介

神山彰(著者):明治大学名誉教授 専攻=近代日本演劇
『近代演劇の水脈──歌舞伎と新劇の間』(森話社、2009年)、『近代演劇の脈拍──その受容と心性』(同、2021年)
瀬戸 宏(著者):摂南大学名誉教授 専攻=中国現代文学・演劇
『中国話劇成立史研究』(東方書店、2005年)、『中国の現代演劇──中国話劇史概況』(同、2018年)
間ふさ子(著者):福岡大学非常勤講師 専攻=中国近現代文学
『中国南方話劇運動研究 1889-1949』(九州大学出版会、2010年)、三毛『三つの名を持つ少女──その孤独と愛の記憶』(共訳、石風社、2022年)
金 牡蘭(著者):早稲田大学文学学術院など非常勤講師 専攻=近現代朝鮮・韓国文学、比較文学
『異文化理解とパフォーマンス──Border Crossers』(共著、春風社、2016年)、『越境のパラダイム・パラダイムの越境──フュスリ絵画から魔法使いハウルまで』(共著、同、2023年)
佐藤和道(著者):学校法人名古屋学院 名古屋中学・高等学校教諭 専攻=能楽
「戦時下の能楽──『忠霊』『皇軍艦』を中心に」(『演劇学論集』65、2017年11月)、「近代における演能の場の変容──公会堂演能と梅若流の影響について」(同69、2019年12月)
畑中小百合(著者):大阪大学・関西学院大学非常勤講師等 専攻=民俗学
「戦時下の農村と演劇──素人演劇と移動演劇」(『演劇学論集』47、2008年10月)、「地域共同体における「素人演劇」──神社祭礼との関わりから」(日比野啓編『「地域市民演劇」の現在』森話社、2022年)
日比野啓(著者):成蹊大学文学部教授 専攻=演劇学
『三島の子どもたち──三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇』(白水社、2020年)、『「地域市民演劇」の現在──芸術と社会の新しい結びつき』(編、森話社、2022年)
小針侑起(著者):芸能史評論家 専攻=浅草オペラ史、レビュー史
『あゝ浅草オペラ──写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』(えにし書房、2016年)、『大正昭和美人図鑑』(河出書房新社、2018年)

内容

戦時中、国家と庶民とが求めた演劇の共有点と差異とは何だろうか。国策と娯楽の間に見いだされる庶民の欲望、統制・検閲の建前と現実。
本書では、広いジャンルで「国策劇」が作られ、移動演劇や慰問公演が行われた国内の状況、そこから排除されたもの、さらに外地や軍隊・収容所での演劇など、これまで語られること少なく、あるいは個別的に語られてきた「戦時下の演劇」を包括的・横断的に検討する。

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