戦時下の演劇~国策劇・外地・収容所~
神山彰, 瀬戸 宏, 間ふさ子, 金 牡蘭, 佐藤和道, 畑中小百合, 日比野啓, 小針侑起 著
著者紹介
内容
目次
[Ⅰ]忘れられた「国民」と「国策」 忘れられた「国策劇」──娯楽・検閲・外地(神山彰) 「国民演劇」を巡って(日比野啓) 興行としての「移動演劇」と「慰問公演」(神山彰) [Ⅱ]移動・慰問・収容所 戦争と演劇──東宝舞踊隊の慰問活動(小針侑起) 「軍隊」と「収容所」の演芸──異郷の昭和演劇(神山彰) [Ⅲ]異郷の「日本」演劇 「満洲国」の演劇(瀬戸宏) 戦時下の上海租界と演劇──呉祖光『文天祥』を中心に(瀬戸宏) 戦時下台湾における近代演劇(間ふさ子) パロディとしての植民地朝鮮「国民演劇」論序説──『寒駅』・『山河有情』・笑い(金牡蘭) 東アジアの女子レヴュー──中国・韓国・台湾(細井尚子) [Ⅳ]「娯楽」と「伝統」と 戦時下の能楽── プロパガンダ・満洲ツーリズム・海外移民(佐藤和道) 戦時下の軽演劇団と国策活動──古川緑波一座にみる招待マチネー、内地慰問、空襲下の興行(中野正昭) 戦時下の農村における素人演劇(畑中小百合)
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