著者紹介
マイケル・オンダーチェ(著者):マイケル・オンダーチェ
1943年セイロン(現在のスリランカ)、コロンボ生まれ。トロント大学で学士号を、クイーンズ大学で修士号を取得。70年『ビリー・ザ・キッド全仕事』が高い評価を受け、カナダ総督文学賞を受賞。小説では、92年『イギリス人の患者』がカナダ総督文学賞とブッカー賞を、2000年『アニルの亡霊』がカナダ総督文学賞とギラー賞とメディシス賞を受賞。07年『ディビザデロ通り』で、三度目のカナダ総督文学賞受賞となる。16年にはカナダ勲章の最高位にあたるコンパニオンの称号が授与された。18年、ブッカー賞五十周年を記念して歴代受賞作から最高の作品を選ぶゴールデン・マン・ブッカー賞を『イギリス人の患者』が受賞。
土屋 政雄(翻訳):土屋 政雄
翻訳家。訳書にイシグロ「日の名残り」、モーム「月と六ペンス」、バーンズ「終わりの感覚」、スタインベック「エデンの東」、ウルフ「ダロウェイ夫人」、マコート「アンジェラの祈り」他多数。