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書評掲載

母子月~神の音に翔ぶ~

麻宮 好  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2024年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 317p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784093867061
商品コード 1037878013
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/02/03、産経新聞 2024/02/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037878013

内容

歌舞伎役者が命を懸けて守りたかったもの。

公演中に毒殺された歌舞伎の女形――驚愕の事情と意外な下手人!

女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京は人気低迷に足掻いていた。
天に授けられた舞の拍子「神の音」が聞こえなくなっていたのだ。
路京は座元と帳元の強い勧めもあり、現状打破のため、因縁の演目を打つことに。
師匠の初代路京が舞台上で殺され、さらに瀬川家が散り散りになったきっかけの「母子月」だ。
子役として自分も出演した因縁の公演を前にして、初代殺しを疑われた者たちが集まってくる。
真の下手人は誰なのか?
初代はなぜ殺されてしまったのか?
終幕に明かされる真相に涙を流さずにはいられない、感動の時代小説。


【編集担当からのおすすめ情報】
『恩送り』で第一回警察小説新人賞を受賞した際、満場一致、全選考委員が激賞しただけあって、筆力は折り紙付きの著者です。本作は歌舞伎の世界に浸かれるのはもちろんですが、江戸情緒も余すことなく描き込まれています。最高の読みどころは、主人公を陰ひなたで見守る、女形歌舞伎役者である初代瀬川路京の息子の心の機微。本当に俊逸です。

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