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戦争と平和~田中美知太郎政治・哲学論集~(中公文庫 た96-1)
田中美知太郎
著
発行年月 |
2024年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
380p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/社会哲学 |
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ISBN |
9784122074682 |
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商品コード |
1037881528 |
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NDC分類 |
311.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年03月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2024/04/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037881528 |
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著者紹介
田中美知太郎(著者):田中美知太郎
一九〇二(明治三十五)年新潟市生まれ。哲学者、西洋古典学者。西田哲学隆盛の京都帝国大学でギリシャ哲学を専攻。戦前は法政大学などで哲学とギリシャ語を講ずる。空襲で瀕死の大火傷を負うが、奇跡的に恢復し、戦後は京都大学で教壇に立つ。一九五〇年に日本西洋古典学会を呉茂一らと創設し、呉の後任で会長を務める。戦後早い時期から保守系論客としても活躍した。主な著書に『ロゴスとイデア』『ソクラテス』『哲学初歩』『古代哲学史』など。『今日の政治的関心』『時代と私』など政治時評集も多い。また、『プラトン全集』(岩波書店)、『プロティノス全集』(中央公論社)などの翻訳・監修を務める。一九八五年逝去。
内容
戦争は悪だ。しかし、悪であって、なお正義であり得るのはなぜか。そして、戦争を悪だと告発することがアリバイ証明と自己弁護、他を非難するための手段として利用されるのはなぜか。「道徳問題としての戦争と平和」ほか、ギリシャ哲学の碩学が戦中・戦後の政治的問題を考察した一七篇。文庫オリジナル。