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数学の世界史
加藤 文元
著
発行年月 |
2024年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
364p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/数学/数学一般・その他 |
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ISBN |
9784041141434 |
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商品コード |
1037970686 |
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NDC分類 |
410.2 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年04月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/05/12 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037970686 |
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著者紹介
加藤 文元(著者):1968年、宮城県生まれ。東京工業大学名誉教授、角川ドワンゴ学園理事、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授などを経て、東京工業大学教授。2022年退職。著書『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(KADOKAWA)で第2回八重洲本大賞を受賞。ほかに『ガロア 天才数学者の生涯』(角川ソフィア文庫)、『ガロア理論12講概念と直観でとらえる現代数学入門』(KADOKAWA)など多数。
内容
発売即、続々重版!
日経新聞夕刊(3/21)で竹内薫氏による書評掲載!
(本書で取り上げられている内容)
・数学は時代や地域による制約を受けず普遍的だ。たとえば今も昔も7は素数だ。しかし昔から「一つの統一された学問」だったわけではない。
・昔の人々にとっての数学は、今の我々にとっての数学とは驚くほど違っていた。
・12709^2+13500^2=18541^2など、紀元前1800年の古代アラビア人は大量のピタゴラスの三つ組を見つけていた。
計算機を持つ私たちにもこの三つ組を求めることはほぼ不可能だ。いったいどうやって?
・数字としてのゼロを発見した古代インド人が使っていた数学とは?
・ギリシャだけに「証明」という手法が生まれた背景を考える。
・各地で発展していた数学は、なぜ西洋数学に集約されたのだろうか。
「数学史は、単に一つの直線的時系列なのではなく、幾重にも重なり絡み合った古代からの文明史なのであり、人類のグローバルヒストリーなのであり、スリルとサスペンスに満ち溢れた興亡史である」(「はじめに」より)