ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

男の子をダメな大人にしないために、親のぼくができること~「男らしさ」から自由になる子育て~

アーロン・グーヴェイア  著

上田 勢子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,860(税込)         

発行年月 2024年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 252p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784582839500
商品コード 1037974264
NDC分類 367.5
基本件名 男性
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年03月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2024/04/06
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037974264

著者紹介

アーロン・グーヴェイア(著者):ジャーナリスト。『タイム』『ワシントン・ポスト』『ペアレンツ』『アメリカン・ベイビー』『ハフィントン・ポスト』などの新聞や雑誌に署名記事を寄稿し、また、『トゥデイ・ショー』『グッドモーニング・アメリカ』『マーシャブル』などのテレビやネット番組、『ピープル・マガジン』『USAトゥデイ』などにも紹介され、育児と政治について語っている。2008年に父親の育児参加を促すウェブサイト「ダディ・ファイルズ」を立ち上げ、父親業をテーマとしたオンラインコンテンツや出版物に寄稿。子育て会議の常連スピーカーでもある。銃規制や中絶などに関するコンテンツは、世界中で何百万人もの人々に読まれている。マサチューセッツ州フランクリンに妻と3人の息子とともに暮らしている。
上田 勢子(翻訳):東京生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒。1979年より米国カリフォルニア州在住。主な訳書に『イラスト版 子どもの認知行動療法』シリーズ、『LGBTQってなに?』『見えない性的指向 アセクシュアルのすべて――誰にも性的魅力を感じない私たちについて』『第三の性「X」への道――男でも女でもない、ノンバイナリーとして生きる』『ノンバイナリーがわかる本――heでもsheでもない、theyたちのこと』『ピンクとブルーに分けない育児――ジェンダー・クリエイティブな子育ての記録』『フェミニスト男子の育て方――ジェンダー、同意、共感について伝えよう』(以上、明石書店)、『わたしらしく、LGBTQ』、『教えて!哲学者たち―子どもとつくる哲学の教室』(以上、大月書店)などがある。2人の息子が巣立った家に、現在は夫と1匹のネコと暮らしている。

内容

「男ならメソメソするな!」「男の子だから仕方ない」は何が問題?
なぜ銃乱射事件や性暴力事件の加害者の大半が男性なのか?
ジャーナリストで3人の息子の父親である著者が、子育てのなかで気づいた社会の「男らしさ」をめぐる思いこみを、時にユーモラスに、時に辛辣につづる。

・自分は「有害な男らしさ」を免れていると思い込まない
・男性が流産について話してもいい
・ママとパパに対する評価基準が同じだと思ってはいけない
・違いを恐れたりからかったりするのではなく、受け入れることを教える
・男の子が悲しい思いをして、助けを求めてもいい
・性的同意について教え、レイプカルチャーを助長させない
・お金がすべてではないことを教える ……ほか

36の育児ヒントを通じて「男らしさ」を問い直し、あたらしい時代の父親像を考える。

「おそらく父親に必要なのは『勇気』なのだ。
それがどういった種類の勇気なのかを、この本は具体的に教えてくれる。」
――白岩玄(作家)

「父親になろうとしている人なら、頭に叩き込んでほしい。『有害な男らしさ』から抜け出すゴールラインなどないということを。自分は免れていると思い込んでしまうほど、それはあまりにも深く社会に埋め込まれ、男女問わず私たち全員に沁みついているのだ。だからご用心! 変化を起こすのは一生の仕事だ。でも必ずその価値はある!」(本文より)

〈目次〉
イントロダクション――あなたも問題の一部であるとき
第1章 デタラメは生まれる前から始まっている
第2章 おめでとう! あなたは親になった――ジャングルへようこそ
第3章 学校の影響で男の子の心が硬直しないようにしよう
第4章 いまこそ議論に参加するとき
結論――失敗という選択肢はない



目次

カート

カートに商品は入っていません。