プライマリ・ケア医のための新・糖尿病診療
岩岡 秀明 著
内容
目次
第1章 糖尿病治療の3本柱 0.【初診時対応】 糖尿病初診時、何を診る? 専門医への紹介は? 1.【食事療法】 食事の時間や内容に関するアドバイスは具体的に 2.【運動療法】 運動を日常生活に取り入れて習慣化 3.【薬物療法】 日米の薬剤選択アルゴリズムはどこが違う? ☆Special鼎談 VS 大西由希子・南郷栄秀【前編】 エビデンス豊富なSGLT2阻害薬、実臨床ではどう使っている? 第2章 血糖降下薬 全10種の使い方 1.【メトホルミン】 第1選択薬の座はまだ譲りません 2.【SGLT2阻害薬】 心腎ハイリスクにはもってこい 3.【GLP-1受容体作動薬】 エビデンスと体重減少作用の有無で選びましょう 4.【DPP-4阻害薬】 3剤目として上乗せが基本! 5.【SU薬】 危険な薬? 出番はあるの? 6.【グリニド薬】 食後高血糖が改善しないときに 7.【αグルコシダーゼ阻害薬】 低血糖の心配なしに食後血糖を低下 8.【チアゾリジン薬】 注意点が多く、玄人向きの薬かも… 9.【イメグリミン】 膵作用と膵外作用の二刀流! 10.【インスリン① 適応と副作用】 インスリン療法が必要になるのはどんなとき? 11.【インスリン② 使い分け】 いざ導入! インスリン療法はどう選ぶ? 12.【インスリン③ CGM】 CGMは専門医だけのものではない! ☆Special鼎談 VS 大西由希子・南郷栄秀【中編】 新薬登場のGLP-1受容体作動薬、位置付けはどう考える? 第3章 “良い処方”のエッセンス 1.【医療費を抑えた処方】 財布にやさしく、安全性とエビデンスには厳しく 2.【薬剤数を抑えた処方】 高齢者では目標HbA1cを見直して減薬を 3.【査定されない処方】 レセプト審査委員が教える“御法度処方” ☆Special鼎談 VS 大西由希子・南郷栄秀【後編】 糖尿病患者の血圧・脂質はどう診ている? 第4章 合併症予防のためのコントロール指標 1.【血圧】 高血圧には攻めの姿勢で挑む 2.【脂質】 糖尿病患者のLDL-C管理は厳しめに 3.【体重】 減量だけが体重管理ではありません ☆Special対談 VS 佐々木淳【前編】 高齢者での治療目標と薬剤選択はどう考える? 第5章 きちんと鑑別したい急性合併症 1.【低血糖】 その低血糖、原因は? 2.【糖尿病性ケトアシドーシス】 かぜ症状や消化器症状でもDKAを念頭に 3.【高浸透圧高血糖症候群】 DKAとの違いを押さえてHHSを攻略! ☆Special対談 VS 佐々木淳【後編】 在宅医ならではの糖尿病診療の秘訣って? 第6章 “鍋の定番”で覚える慢性合併症 1.【神経障害・網膜症・腎症】 糖尿病の三大合併症、細小血管障害「しめじ」 2.【壊疽・脳梗塞・虚血性心疾患】 命に関わる大血管障害「えのき」 3.【骨粗鬆症・癌・認知症】 加齢とともに増加する「こがに」 4.【脂肪肝・サルコペニア・歯周病】 糖尿病と双方向に影響し合う「かきは」
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