丸善のおすすめ度
明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか
福嶋 聡
著
発行年月 |
2024年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
444p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
---|
|
|
ISBN |
9784907623678 |
---|
|
商品コード |
1038024169 |
---|
NDC分類 |
024.1 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年04月1週 |
---|
書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2024/04/21 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038024169 |
---|
著者紹介
福嶋 聡(著者):福嶋聡(ふくしま・あきら)―書店員。1959年、兵庫県に生まれる。京都大学文学部哲学科を卒業後、1982年2月ジュンク堂書店に入社。仙台店店長、池袋本店副店長などを経て難波店に。2022年2月まで難波店店長をつとめる。学生時代は俳優・演出家として演劇活動に没頭した。著書に、『書店人のしごと』『書店人のこころ』(以上、三一書房)、『劇場としての書店』(新評論)、『紙の本は、滅びない』(ポプラ新書)、『書店と民主主義』(以上、人文書院)、共著に『フェイクと憎悪』(大月書店)、『パンデミック下の書店と教室』(新泉社)などがある。
内容
カウンターデモに参加したわけでも、座り込みに参加したわけでもない。書店での、本を媒介しての活動や発信は防御壁に囲まれた「安全地帯」からのものに過ぎなかったのではないか? ここまで自分を追い詰めたとき、ぼくは我に返った。 ――本文より
著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。