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立憲民政党全史~1927-1940~

井上 寿一, 金子 龍司, 小山 俊樹, 菅谷 幸浩, 村井 良太, 若月 剛史  著

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価格 \3,410(税込)         

発行年月 2024年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 398p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/現代政治・行政学
ISBN 9784065322277
商品コード 1038024348
NDC分類 315.1
基本件名 立憲民政党
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年04月2週
書評掲載誌 読売新聞 2024/05/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038024348

内容

【昭和初期、危機の時代。日本人は政党政治に希望を託した】
【彼らの苦闘と達成、そして蹉跌から今日の私たちが学ぶべきことは何か?】

この国にデモクラシーを追い求めるうねりは、さまざまなアクターの理念と政策、利害と野心を飲み込み、戦前政党政治の一方の極として結実した。
格差是正、軍部統制、財政整理、協調外交、普通選挙――国内外の諸課題と格闘しながら展開するその全史を、ダイナミックに描き出す!

◇◆「民政党とは何だったのか」全体像をくっきりと明らかにする2部構成◆◇
【通史篇】前史から、民政党内閣誕生、解党までを明快に見通す
【政策篇】外交/軍事・安全保障/経済・財政/社会/メディア・文化

日本近代政治史のトップランナー研究者が結集。徹底的に分析し、平易に書き切った!

【本書より】
民政党は政友会との間で基本的な国家目標を共有していた。違ったのは政策である。保守化する政友会に対して、民政党は漸進的なデモクラシー化を進める。二大政党は社会的な格差の是正や政治参加の拡大をめぐって、政策を競うようになる。イデオロギー対立ではなく、政策の優劣を競うようになれば、政権交代が可能になる。民政党の歴史は政権交代の条件を示唆している。

【本書の内容】
 序[一般財団法人櫻田會 増田勝彦]
 刊行に寄せて[明治大学名誉教授 中邨章]
 はじめに[著者代表 井上寿一]
第一部 通史篇
 第一章 立憲民政党の結成――新党の誕生[村井良太]
 第二章 浜口雄幸内閣と新しい日本―民政党内閣の誕生[村井良太]
 第三章 第二次若槻礼次郎内閣期の立憲民政党[若月剛史]
 第四章 「挙国一致」内閣期の立憲民政党[小山俊樹]
 第五章 第一次近衛文麿内閣期以降の立憲民政党[菅谷幸浩]
第二部 政策篇
 第六章 外交[井上寿一]
 第七章 軍事・安全保障[小山俊樹]
 第八章 経済・財政[若月剛史]
 第九章 社会[菅谷幸浩]
 第一〇章 メディア・文化[金子龍司]

 注
 参考文献一覧
 あとがき  著者代表 井上寿一
 略年譜
 索引

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