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ナチ親衛隊<SS>~「政治的エリート」たちの歴史と犯罪~(中公新書 2795)
バスティアン・ハイン
著
若林美佐知
翻訳
発行年月 |
2024年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,242p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史 |
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ISBN |
9784121027955 |
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商品コード |
1038070197 |
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NDC分類 |
234.074 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年04月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2024/05/18 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038070197 |
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著者紹介
バスティアン・ハイン(著者):バスティアン・ハイン
1974年生まれ.2001-04年ミュンヘン=ベルリン現代史研究所研究員.2004年レーゲンスブルク大学で博士号取得.著書に,本書ならびにElite fuer Volk und Fuehrer? Die Allgemeine SS und ihre Mitglieder 1925-1945(『民族とヒトラーのためのエリート? ―「一般SS」とその成員 1925-1945』)のほか,博士論文を2006年に出版したDie Westdeutschen und die Dritte Welt: Entwicklungspolitik und Entwicklungsdienste zwischen Reform und Revolte 1959-1974(『西ドイツ人と第三世界―改革と叛乱の狭間
の開発政策と開発機関 1959-1974』)がある.
若林美佐知(翻訳):若林美佐知 1962年東京都生まれ.お茶の水女子大学大学院博士課程修了,博士(人文科学).訳書に『ナチズムに囚われた子どもたち―人種主義が踏みにじった欧州と家族上・下』(リン・H・ニコラス,白水社,2018)ほか.共訳書に『戦場の性―独ソ戦下のドイツ兵と女性たち』(レギーナ・ミュールホイザー,姫岡とし子監訳,岩波書店,2015).
内容
ナチ政権発足後、ヒトラーの護衛に過ぎなかった親衛隊は、党や全国の警察組織を掌握。強制収容所を創設し反対派を弾圧する。第2次世界大戦開始後は、行動部隊、アウシュヴィッツなど絶滅収容所を起動しユダヤ人の大量殺戮を実行、80万人の巨大な軍事組織・武装親衛隊も併せ持った。本書は、ヒトラーに最も忠実だった「エリート」たちについて、その選抜から、「人種戦争」の実践、カルト的信仰、追及され続ける戦後の姿まで、その全貌を描く。解題・芝健介