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そして私も音楽になった~サウンド・アッサンブラージュの人類学~

小西 公大, 大門 碧, 飯田 玲子, 小林 史子, 山本 達也, 石上 則子, 平田 晶子, 宮内 康乃, 佐本 英規  著

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発行年月 2024年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 309p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784910855011
商品コード 1038083316
NDC分類 761.15
基本件名 民族音楽
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年04月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/05/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038083316

著者紹介

小西 公大(著者):1975年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科修了。博士(社会人類学)。東京学芸大学教育学部人文科学講座准教授。編著に、『インドを旅する55章』(2021年、共編、明石書店)、『人類学者たちのフィールド教育:自己変容に向けた学びのデザイン』(2021年、共編、ナカニシヤ出版)、『萌える人類学者』(2021年、共編、東京外国語大学出版会)など。
大門 碧(著者):1982年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。博士(地域研究)。北海道大学国際連携機構特任助教/留学コーディネーター。主著に『ショー・パフォーマンスが立ち上がる:現代アフリカの若者たちがむすぶ社会関係』(2015年、春風社)。
飯田 玲子(著者):1982年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。博士(地域研究)。金沢大学国際基幹教育院講師。主著に『インドにおける大衆芸能と都市文化―タマーシャーの踊り子による模倣と欲望の上演』(2020年、ナカニシヤ出版)。
小林 史子(著者):1976年生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。修士。玉川大学芸術学部非常勤講師。
山本 達也(著者):1979年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。静岡大学人文社会科学部社会学科教授。主著に『舞台の上の難民—チベット難民芸能集団の民族誌』(2013年、法蔵館)など。
石上 則子(著者):1952年生まれ。編著に『小学校音楽あそび70』(2017年、明治図書出版)、『「音楽づくり•創作」の授業デザイン:あすの授業に生かせるアイディアと授業展開』(2016年、教育芸術社)監修など。
平田 晶子(著者):1983年生まれ。東京外国語大学大学院修了。博士(学術)。東洋大学アジア文化研究所客員研究員。主著に『ラオス山地民とラム歌謡: 内戦を生き抜いた宗教・芸能実践の民族誌』(2023年、風響社)。
宮内 康乃(著者):1980年生まれ。作曲家、音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」主宰。第6回JFC作曲賞、Experimental sound art and performance festival 2008 最優秀賞、Prix Ars Electronica 2008 Honorary Mention 受賞など。
佐本 英規(著者):1985年生まれ。筑波大学大学院修了。博士(国際政治経済学)。筑波大学人文社会系助教。主著に『森の中のレコーディング・スタジオ:混淆する民族音楽と周縁からのグローバリゼーション』(2021年、昭和堂)。

内容

「音楽」は、一つの楽曲を意味する言葉にとどまらないだろう。
「音楽」には、作品そのものに本来備わる特質・構造・意味/メッセージだけでなく、それがあらゆるアクター(表現者・オーディエンス・空間や環境・音楽プレイヤーや音響機材・人間の身体/心情や音をめぐるコンテクストなど)をつなぎ合わせ、一つの塊のように統合させようとする力があるからだ。
本書では、このようにさまざまなものを編み込んでいく音楽の力(=サウンド・アッサンブラージュ)を包括的に表現し、「音楽」の持つ意味を大きく拡張していく。
世界各所で音楽や芸能に向き合ってきた人類学者、音楽教育の実践者や作曲家らが、「音が生み出される場」の豊かな描出を通じて、「音楽の力とは何か」という問いに言葉を与えようと模索する、新たな音楽の民族誌。

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