ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

海と路地のリズム、女たち~モザンビーク島の切れては繫がる近所づきあい~

松井梓  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間  数量 冊 
価格 \5,500(税込)         

発行年月 2024年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 321p,15p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784861109546
商品コード 1038195516
NDC分類 382.458
基本件名 モザンビーク
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年05月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2024/05/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038195516

著者紹介

松井梓(著者):松井梓(まつい・あずさ)

人間文化研究機構 人間文化研究創発センター 研究員/国立民族学博物館 環インド洋地域研究拠点 特任助教
専攻・専門:アフリカ地域研究・文化人類学
主な著作に「ゴシップの渦中で共在する:モザンビーク島の女性たちの近所付き合い」『アジア・アフリカ地域研究』(21(2)、2022年)など。

内容

海の波や天候は生計を左右する。かつて栄えた都市は現在では廃れて産業を失い漁村となった。稠密に建てられた家々のあいだに路地が張り巡らされ、住居では複数の家族が共に住む。モザンビーク島の女性たちの近所づきあいは、こうした繋がりのなかから生まれる。

一方で彼女たちは、いくつもの仕方でみずからを切り離し、人づきあいのバランスを調整する。あけすけなゴシップを言い合う、家族どうしでの食べ物のやりとりをバタリと打ち切る。それらは島の間延びしたリズムからすれば、あまりにドライな切断に見える――

本書が描くのは、こういったことだ。

目次

カート

カートに商品は入っていません。