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道鏡~悪僧と呼ばれた男の真実~(ちくま新書 1790)

寺西 貞弘  著

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価格 \968(税込)         

発行年月 2024年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 214p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/仏教
ISBN 9784480076168
商品コード 1038284097
NDC分類 188.212
個人件名 道鏡
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年05月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/05/11、読売新聞 2024/07/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038284097

著者紹介

寺西 貞弘(著者):寺西 貞弘(てらにし・さだひろ):1953年生まれ。元和歌山市立博物館館長。関西大学大学院博士課程後期課程満期退学。文学博士。著書『古代天皇制史論――皇位継承と天武朝の皇室』(創元社、1988年)、『古代熊野の史的研究』(塙書房、2004年)、『紀氏の研究』(雄山閣、2013年)、『天武天皇』(ちくま新書、2023年)、『古代史講義【氏族篇】』(共著、ちくま新書、2021年)など。

内容

称徳天皇に重用された奈良時代の僧侶、道鏡は本当に女帝に取り入り皇位さえうかがう野心家だったのか。様々な謎に包まれ悪評にまみれた時代の寵児の実像に迫る。

同衾伝説、
皇位簒奪の野心…
様々な謎につつまれた僧の
ほんとうの姿とは?

女帝・称徳天皇に取り立てられ重用された奈良時代の僧侶、道鏡(?~七七二年)。女帝に取り入って皇位さえうかがった野心家として、長く悪名が根付いているが、本当にそのような人物だったのだろうか。さまざまな伝説を検証し、最新資料を検討すると、道鏡は実際には政治に関与することなく、天皇への仏教指導に終始した人物としての意外な実像が見えてくる。史料の綿密な検討によって、謎が多く、悪評にまみれた時代の寵児の実像に迫るとともに、古代政治の実態を描き出す。

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